2018年2月kz投資ブログ 実体経済は好調も市場はリスクオフの方向に

こんにちは投資家のkzです。

あっという間に、一年も20%を過ぎようとしています。平昌五輪で沸いたのがつい昨日のようですが、そろそろ春の足音も聞こえてきそうですね。

さて、たまには趣向を変えて、2月の相場について、大きな話をしてみたいと思います。ある意味、転機ともいえる相場になるのではないでしょうか。

2月はあらゆるものが一斉に「リスクオフ」モードに。

2017年は、10月に20日以上日経平均株価が上昇を続けるなど、好調に推移、1年で日経平均は3650円上げるなど、株式市場は好調に推移しました。

これは日本だけではなく、同じくNYダウも、4956ドルと、過去最高の上げ幅を見せるなど、世界の市場が同じように好調に推移していたのです。

しかし、2018年2月に入り、少し相場環境が変わってきています。日経平均は、2月に入り、大きく下げています。2月6日に600円超の下落を起こしたのを筆頭に、24000円を伺う勢いだった日経平均は一時20000円台まで急落しました。現在は21000円~22000円ラインを前後しています。

以下は日経平均のチャートです。

何もこれは日本株に始まったことではありません。NYダウも、史上初めて1日で1000ドル以上の下落を見せるなど、アメリカ株も大きく下げています。ダウのチャートを見てみましょう。

他の金融商品も同様で、たとえば原油の指標となる、WTI原油価格に連動するETFも、昨年夏から右肩あがりだったものが、ここにきて調整が続いています。

以下がETFのチャートです。今年に入り、急速に下落しているのがわかるでしょう。

また、為替も同様で、世界的に景気がいいときは、円は売られる傾向にあり、逆に不安定になると、円が買われ、円高になる傾向があります。

次のチャートは、ドル円の3ヵ月チャートです。

今年に入り、急速に円高が進んでいるのがわかるでしょう。

対照的に、実体経済は好調

では、実体経済が良くないのかと言うと、決してそういうことはありません。

アメリカの景気指標として最も良く使われている、雇用統計(非農業部門雇用者数)は、2018年に入り、1月、2月ともに予想を上回る雇用の増加を見せ、失業率は4.1%と低水準で推移し、平均時給も上昇しました。

アメリカは間違いなく、好景気の循環なのです。

日本にいるとあまり実感はわかないかもしれませんが、アメリカが好景気ということは、すなわち世界的に好景気、ということです。

アメリカの中央銀行であるFRBも、今年は計画通り、3回の利上げをすると言われています。利上げをするというのは、景気が過熱しすぎるのを抑えるためであり、それが予定通り実施されるということは、好景気が続いている、と見て問題ないのではないでしょうか。

ではなぜ、突然リスクオフの方向へ?実は仮想通貨が原因か?

では、こういった実体経済が良い中で、なぜ、市場はリスクオフの方向に向かったのでしょうか。

よく言われているのは、アメリカの金利が上がり続けた結果、株に比べ債券に旨みが出てきた、なので、株を売って債券が買われたため、株価が下がった、という説です。

しかし、実は、以外なところから、リスクオフが起こったのではないかと言われています。

私は、仮想通貨に関連があると考えています。

コインチェック騒動があったのが1月で、そこから仮想通貨は勢いを失い、現在も低迷しています。この仮想通貨の下落が、金融商品全体の下落を引き起こすきっかけとなった、と考えています。

今や、金融商品は高度に発達しており、一つの情報で、金融商品が良い方向に振れるか、悪い方向に動くかというのは、なかなか簡単に把握できるものではありません。

なので、なんとなくの市場の「空気」で、大まかな値動きが決まっていくことが増えているように思えます。また、アルゴリズムによる取引の自動化も、その空気を形成するのに大きく作用しているでしょう。

昨年は、こうした空気がいい方向に作用して、どんどん市場が膨らんでいました。その最たるが仮想通貨で、余ったお金が仮想通貨に流れていたのです。みんな、なんとなく安心して、リスクオンの姿勢をとっていたのでしょう。

これが、コインチェックを発端とする仮想通貨が冷え込んだことで、他の金融商品にも派生したと考えられます。膨らんだ空気は、しぼむのも早いのが定説です。まるで風船に針がささったかのように、2月はこの緩んだ空気がしぼんだ、と考えることもできるのではないでしょうか。

関連記事:仮想通貨はまだ投資対象なのか?(前編)~コインチェック流出後の見通し~

2月の相場あれこれまとめ 下げ止まったところを買っていく方針

あらゆる金融商品が振るわない、というのは、リーマンショック以来10年ぶりと言われています。

しかし、あの時と大きく異なるのは、当時は実体経済も弱く、上がり目がない状況だったのに対し、今回は、実体経済は好調に推移しているということです。

こういった、市場と実態の乖離というのは、投資家にとっては大きなチャンスと言えます。

これから先、実体経済も合わせて停滞する可能性もゼロではありませんし、さらにリスクオフする可能性もありますし、逆に、下げ止まった場合、商品や株式市場をはじめとした市場が、またリスクオンの方向性に動いていく可能性もあります。

市場と実態が乖離した時は、投資のチャンスと言われています。私も今、金融商品の買い増しを検討しているところです。投資はあくまで自己責任ですが、投資家にとっては、自分の投資スタンスを確認するいいチャンスを得た、と言えるかもしれませんね。

お役に立てましたらシェアお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です