銀行で外貨積立投資の相談をしてはいけない理由とは?

銀行の外貨積立はおすすめできない

投資と聞くと大きな資金を一括で行うイメージを持っている方がいるかもしれません。

もちろん大きな資金を一括で投資すれば相場が上昇した場合の利益は大きくなります。しかし、その分、マーケットが下落した場合、大きな損失を負ってしまう可能性もあります。

また、大きな資金で投資するには、それなりの余裕資金を持っていなければ行うことはできません。

最近、資産形成層を中心にはやっているのが積立投資です。積立投資であれば、少額から始めることができます。積立投資と一口にいっても様々な種類があります。

今回は、値動きが分かりやすくて、金利も円よりも高いことから人気のある、外貨積立について詳しく説明します。

外貨積立投資のメリット

外貨積立投資のメリットは、毎日や毎週、毎月、積立投資を行うことによって平均購入単価が安定することです。これを、ドルコスト平均法といいます。

ドルコスト平均法は、株式や外貨預金などの投資商品で広く利用されている購入方法です。

株式や外貨預金などの金融商品は、日々価格が変わるため価格変動リスクが伴います。安いと思った時の価格で購入したにもかかわらず、後に価格が下落してしまったということはよくあるケースです。

そこで一度に多額の資金で購入するのではなく、資金を分割し継統的に同じ金額で購入する方法が考えられました。それがドルコスト平均法です。

外貨積立を行うことによりドルコスト平均法を利用することになるので、安定的に資産を増やせる可能性が高くなります。

しかし、このメリットの高い、外貨積立ですが、銀行で購入することは、おすすめ出来ません。

次の章では、銀行で外貨積立を行うことがおすすめ出来ない理由について説明します。

銀行の外貨積立がおすすめ出来ない理由

銀行の外貨積立がおすすめ出来ない理由は、ズバリ手数料が高いからです。

三井住友銀行の外貨積立を例に説明します。

例えば、米ドルで外貨積立を利用した場合、円から米ドルに換える時の手数料は、1ドル
当たり 0.5円かかります。

三井住友銀行の場合、外貨積立でない通常の外貨預金の場合の円から米ドルに換える時の手数料は、1ドル当たり1円です。

三井住友銀行外貨積立

参考:https://www.smbc.co.jp/kojin/gaika/tsumitate/index02.html

通常の外貨預金に比べると手数料は、半額なので一見お得のような気がします。

しかしSBIFXが提供している外貨積立FXの米ドル/円の手数料は5銭です。

SBI FXトレードスプレッド

(参考:https://www.sbifxt.co.jp/lp/routinene/index.html

三井住友銀行のドル/円の手数料とSBI FXトレードの外貨積立の手数料を比較するとその差は何と10倍です。

スプレッドとは、外貨預金でいう手数料のようなものです。

また三井住友銀行では、プラジルレアルやトルコリラなどの新興国通貨の外貨積立の取り扱いもあります。

しかし手数料が異常に高いので絶対に購入するのはやめましょう。

プラジルレアルの場合で片道1.5円、トルコリラの場合で片道2円の手数料がかかります。

投資初心者の方の場合、これをみてもそんなに手数料は高くないと思うかもしれません。

しかし今のブラジルレアルの相場は26 円前後です。 トルコリラの相場は19円前後です。

手数料をパーセントにすると、ブラジルレアルの場合で手数料は、 約5.8%,トルコリラの場合で手数料は、 10%になります。

片道の手数料でこれだけ高い手数料が取られてしまっては利益を出出すことはかなり難しいと思います。

銀行は外貨積立に力を入れている

現在は、銀行は外貨積立に力を入れています。

なぜ外貨積立に力を入れているかというと、安定的に収益が銀行に入ってくるからです。

外貨には、外貨を調達するために必要なレートと顧客に支払うレートの2種類があります。顧客に支払うレートからベースレートを引いた金額が、銀行の収益になります。

つまり顧客が外貨預金を保有してくれるだけで、銀行には収益が入ってくるのです。

販売時の手数料ように大きな手数料は、入ってきませんが、このようなランニングコストは、顧客に金融商品を解約されない限り安定的に入ってくる手数料なので最近非常に注目をされている手数料になります。

積立投資は、一度始めると解約せずに長期で保有することが多いので、銀行は、積立投資を積極的におすすめしているのです。

私の在籍していた銀行では、積立投資の年間投資金額のノルマがあったので、大口で一括で投資してくれる方に、無理やり積立投資をやってもらった記憶があります。銀行員は、販売ノルマ達成のためだったら、 顧客の意向など関係なく銀行に都合のいいものをやってもらうことなど日常茶飯事なのです。

今後も積立投資を重視する銀行は多いと思いますので、銀行から勧誘されても、決して銀行では積立投資を行うことはやめましょう。

まとめ

今回は、銀行で外貨積立を行ってはいけない理由について説明しました。

外貨積立自体は決して悪いものではありません。しかし銀行でやる意味がないのです。わざわざ手数料の高い銀行で外貨積立を行うのでは、 なくFX 積立など手数料の安い金融機関で行うようにしましょう。

参考:FX初心者におすすめの取引の始め方(まずは少額から積立投資)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です