Lisk(リスク)の将来性は期待だが今は買うべきではない理由

前回は、Lisk(リスク)が2018年2月に実施した、リブランディングについて解説しました。

前回の記事⇒Lisk(リスク)はなぜリブランディングしたのか?その影響とは?

Lisk(リスク)は、ブロックチェーン技術を万人が使いやすいように、さらなる挑戦としてリブランディングを行いました。

ロゴ、プロダクトの名称の変更や、Lisk IDの搭載、さらに、リブランディングとは別ですが、同時期に、Lisk Core1.0という、Lisk Coreのアップデートを行いました。

基本的に、過去、仮想通貨のリブランディングは、直後、その仮想通貨の価格が高騰したため、今回のLisk(リスク)のリブランディングも非常に高い期待を持たれていました。

しかしながら、2018年4月現在、Lisk(リスク)の価格は、リブランディング直後に盛り上がりを見せたものの、ずるずると低下し、現在はリブランディング前の約1/4にまで下落しています。

今回は、そういったLisk(リスク)は、投資対象として価値があるかについて、解説したいと思います。

Lisk(リスク)の将来性が期待できる、3つの理由

Lisk(リスク)を支持する人によると、Lisk(リスク)は、今後も高騰すると言われています。その理由は、主に3つあります。以下、それぞれを紹介していきましょう。

・SDKの配布

大きく言われているのは、SDKが配布されることで、多くの人がLisk(リスク)に触れることが多くなる。そのため、Lisk(リスク)の需要が高まり、価格が高騰する、ということです。

SDKは、「Software Development Kit」の略で、要するに、ソフト開発キットのことです。これが配布されることで、エンジニアが、LISKというプラットフォームをより使いやすくなることが期待されています。

確かに、仮想通貨の価値は、使っている人、関わっている人の人数によって大きく左右されます。Liskは、共通言語として、使う人が多いJavaを使用しているのも強みの1つであります。その観点では、SDKの配布は、プラスに働くことが多いでしょう。

・DEX(分散型取引所)の開発

もう1つよく言われているのが、DEXと呼ばれる、分散型取引所がLisk上で開発されるということです。

現在の仮想通貨取引所は、中央集権型の取引所です。すなわち、すべての口座情報が1か所に集まっています。必然的に、その1か所が攻撃されやすく、もちろんセキュリティは堅牢であるものの、一度突破されると、多くの金額を失うLisk(リスク)があります。

これに対し、分散型取引所は、ネットワーク型のように、分散させて口座や取引記録を管理する、という手法です。この場合、攻撃されるのは個々の口座になるので、必然的に、自分の口座が攻撃される確率は低下します。中央集権型に比べて、比較的安全であると言われています。

この分散型取引所が、Lisk上で開発されるという情報があります。2018年夏ごろのリリースを予定しているようです。セキュリティ面で格段に優れているということであれば、DEXの開発により、Liskが優位に立つ可能性は高いと言えるでしょう。

・フォージングが年1回

仮想通貨は、一般的に、マイニングの報酬が、ある程度のブロックまで達すると減るようになっており、Lisk(リスク)についてもその方針に代わりはありません。この、報酬が減るタイミングを、Lisk(リスク)ではフォージングと言います。

Lisk(リスク)では、このフォージングが年に1回あるようです。ビットコインは4年に1回です。過去、どの仮想通貨でも、マイニング報酬が減る直前は、価格を大きく上げています。Lisk(リスク)はこのフォージングをあと3回残しており、この3回のタイミングでは、高騰が期待できる、というわけです。

それでも、Lisk(リスク)は長期的にはまだまだ。投資するのは早い?

これだけメリットがあっても、個人的には、Lisk(リスク)は投資するにはまだ早いと思います。その理由を解説しましょう。

1つ目の理由は、まだまだ総需要量が圧倒的に少ない、ということです。

たとえばリップルには、多くの金融機関が提携しており、彼らがバックボーンにいるということになります。イーサリアムにしても、イーサリアム企業連合がバックについています。

Lisk(リスク)は、マイクロソフトの「Azure」に使われるなど、確かにLisk(リスク)を支援している企業もあります。しかし、その数は、まだまだメジャーなアルトコインに比べると少ないでしょう。

仮想通貨の価値を決めるのは仮想通貨が優れているかどうかではなく、需要があるかどうかです。その観点では、時価総額20位前後というのは、正直まだ微妙だと言えるでしょう。

たとえばSDKやDEXなどで、もう少し需要が上がってからでも、買うのは遅くないと考えます。

2つ目の理由は、マイナー通貨ほどまだ下げやすい環境である、ということです。現在、仮想通貨全体の地合いがよくありません。その時に売られるのは、まずは時価総額が小さい、価格が変わりやすい通貨からです。

そういった意味では、Lisk(リスク)は、まだ下げる余地を残しているといえるでしょう。今、火中の栗を拾うことは、無理しなくていいと考えます。

このような理由から、Lisk(リスク)はしばらく様子見でいいと思います。将来性がもう少し形になってきた、または、底まで下がったときに、再度投資対象として検討するくらいがよいのではないでしょうか。

Lisk(リスク)の将来性は期待だが今は買うべきではない理由 まとめ

Lisk(リスク)は、今後、SDKと呼ばれる開発キットの配布や、DEXと呼ばれる分散型取引所の開発、また、3回の半減期など、今後の価格の高騰が期待できる材料を残しています。事実、Lisk(リスク)に期待する人も多くいます。

しかしながら、まだ総需要数が少なく、バックボーンにいる企業も少ないことから、将来性はリップルやイーサリアムに比べて不透明であるといえるでしょう。

また、仮想通貨全体の地合いが悪い中、売られていくのは、時価総額の小さいコインからになるでしょう。そういう今のコンディションでは、無理して買う必要はないのではないでしょうか。もう少し地合いがよくなったら、また、将来性が明るくなってきたときが、買うチャンスだと考えます。

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