銀行員の金融商品の営業ノルマの実態と達成できなかったときの詰め

銀行員営業ノルマ

銀行への就職は、昔ほど人気がない現在ですが、中には銀行に就職したい方もまだいると思います。

また、銀行の営業員のノルマについて興味本位で知りたい方もいると思います。そこで今回は、金融商品のノルマの実態について詳しく説明します。

新入行員の販売ノルマ

配属される支店が、都心店か地方店かによって販売ノルマの金額は大きく異なってきますが、東京 23区を除く首都圏の支店では、新入行員の1か月のノルマは、投資信託や保険商品などの金融商品全体で5千万円程度でした。

5千万円と聞くと一般の人は、大変だなっと思うかもしれませんが、新入行員が担当する顧客の中にも1千万円単位で投資をしてくれる方はいます。

1千万円の投資をしてくれる人を2人見つけて、残り3千万円を500万円投資してくれる人を何人か見つければ比較的簡単にノルマをこなすことが出来ます。

実際私も新人時代、販売ノルマで苦労した経験はあまりありません。

首都圏(除く都心店)エース営業員のノルマ

首都圏(除く都心店)の支店で一番ノルマの高い営業員の目標は、毎月3億円から5億円程度だと思います。

私は、初任店が神奈川県の横浜の支店でしたが、エース格の先輩の目標は大体、3億円程度でした。

しかし、横浜の支店といってもみなさん思い浮かべる横浜の中心部の支店ではなかったのでエース格の先輩は、苦労していました。

その先輩が良く言っていたのは、「ロットが小さすぎる」と言っていました。ロットとは顧客が一回あたりに金融商品を購入してくれる金額です。

この平均ロットが高くないと3億円の目標を達成することは不可能です。もちろん販売金額だけではなく収益の目標もあるので販売金額をやりつつ、手数料の高い商品を販売しないといけないのです。

都心店のエース営業員のノルマ

私は、8年目の時に、港区の都心店に異動しました。しかもエース営業員としてです。

非常にうれしかった一方ものすごいプレッシャーに襲われました。

なぜなら都心店のエース営業員のノルマは膨大だからです。

私が異動した支店は、大型店ではなかったのですがそれでもわたしに課せられた販売ノルマは月に15億円ほどでした。

都心店以外の支店の3倍のノルマということが出来ます。

もちろん都心にいる顧客が相手なので都心店以外の支店の顧客とは比較にならないほどのお金を持っている方もいます。

しかし、その分、気難しい方や VIP 対応を求める人、金融商品に内容に非常にシビアな方が多かったです。毎日薄氷を踏む思いで営業をしていました。

なぜなら販売ノルマが達成できない場合は恐ろしい罰が待っているからです。

販売目標(ノルマ)を達成できなかった場合の詰め

基本的にノルマが達成できないということはありえません。

ノルマが達成できなかった場合、まずは支店長に罵倒されます。

その後、支店長を統括する営業部長という人がいるのですが、営業部長のところに支店長と出向かなければいけません。

そして営業部長から延々と罵倒されます。

暴力はないですが。いまの若い人たちであれば一発でパワハラといって訴える内容です。

死ね、ばか」といった暴言はもちろん机をたたいたり蹴ったりされます。

人格否定のお説教が3時間ほど続くのが一般的でした。

ノルマを達成できないと上記のような仕打ちを受けることになるため、営業員や支店長はなりふり構わずノルマをこなそうとするのです。

ノルマが達成できないと銀行から出向の可能性もある。

何か月も続けてノルマを達成できないと、銀行に居られなくなる可能性があります。銀行に居られない可能性とは出向のことです。

出向と聞くとある程度、年を取った人のイメージがあるかもしれません。

しかし、銀行は数字が出来ないと容赦なく若くても飛ばします。

現に私の同期は3年目で系列の消費者金融に異動になりました。数字が出来ないと若手でも銀行員でいることは出来なくなるのです。

数字によって出世は決まっていく

銀行員の出世レースの最初の登竜門は支店長代理という役職です。大体入行して7~8年でなることのできる役職ですが、ストレートで支店長代理になれるのは約3割ほどです。

支店長代理になればメガバンクであれば年収は、1000万円を超えます。

支店長代理になるためには、数字を稼がないといけません。もちろん例外はありますが、数字を稼げないと出世することは出来ないのです。

まとめ

今回は、銀行の営業ノルマについて詳しく説明しました。働き方改革などの影響で現在
の営業ノルマはだいぶゆるくなっていると思います。

しかし、今も根強く銀行は数字至上主義だと思います。 銀行への就職を検討している方にとっては少し刺激的な内容であったかもしれませんが、私が銀行員時代のことを嘘偽りなく書いたつもりです。

銀行営業のノルマについての実態を知っていただければ幸いです。

※このようなノルマ、罰則があるために、高齢者から搾取する流れとなっています。
銀行員のブラック営業の実態【嘘や複雑な商品で高齢者から搾取】

https://no-invest.com/ginkouin-zittai-220.html

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