リップル急騰!その背景には何がある?今後の価格の推移はどうなる?

リップル高騰

最近、ずっと下落傾向にあった仮想通貨ですが、また、にわかに注目を浴びています。

なぜなら、リップルが、2018年9月18日以降、猛烈な勢いで反発しているからです。現在は、いったん利益確定ムードで、少し落ち着いていますが、このサプライズに、仮想通貨の関係者は、一時騒然としました。

今回は、なぜ急にリップルが急騰したのか、そして、今後、リップルはどのようなチャートを描いていくのか、解説したいと思います。

リップルは一時70円越えに!

まずは、直近のリップルの日足のチャートを見てみましょう。9月18日には30円ではじまったリップルの価格ですが、9月21日には一時70円を超えています。実に倍以上リップルの価格があがったことになります。

他の仮想通貨に比べても異常ともいえる上がり幅で、一時は、イーサリアムを抜き、仮想通貨の時価総額2位に躍り出ました。(現在はまた3位になっています。)

リップル高騰
(出所:みんなの仮想通貨 )

リップル急騰の背景は何か?高騰理由について

では、なぜ、リップルは急に値上がりしたのでしょうか。

諸説ありますが、有力だと思われるものを解説していきましょう。

リップルの今後をけん引する、リップルネットとxRapid

大きな要因として考えられるのが、次世代の送金システムである、リップルネットおよびxRapidが、近日中に本格的に稼働する、というCNBCのインタビューが報じられたことだと言われています。

リップルネットは、リップル社が開発、管理を行う、国際的銀行ネットワークのことです。

ブロックチェーンを使い、安全に低コストで送金を行えるようになるということで、最近では、アメリカの大手リテールバンクである、PNC Bankがリップルネットを活用するというニュースがありました。

各国の中央銀行や、アメックスなど国際的な決済会社も注目しているなど、非常に注目度の高い、次世代の送金システムであると言われています。日本では、SBIホールディングスがリップルに注力しているほか、みずほフィナンシャルグループなどもリップルネットを活用しようとしています。

このリップルネットの規模拡大が、今回のリップル高騰の一因と言われているのです。

さらに、リップルが提供するサービスの、xRapidが本格的にローンチする、というニュースのほうが、リップル価格に大きな影響を与えたかもしれません。

リップルネットが、仮想通貨としてのリップルを介さない送金サービスであるのに対し、xRapidは、リップルを介した送金サービスになります。こちらは、今年の5月にもアメリカーメキシコ間で送金実験が行われており、送金のコストと時間の短縮に成功したというニュースがありました。このxRapidが、来月には商用化される可能性があるというニュースがあったのです。

xRapidはシステムの特性としてリップルを利用します。つまり、xRapidが本格的にローンチすれば、リップルが必ず使われる、そうするとリップルの需要が高まるとして、リップルの価値があがると思った投資家が、慌ててリップルを買った、ということもあり得るかもしれません。

投機や損切の可能性も否定できない

ただし、上記のニュースだけでは、リップルのこの価格上昇は説明できません。

米仮想通貨ファンド「ギャラクシーデジタル」マイケル・ノボグラッツCEOも、リップルの上昇に対して、「誰か説明してほしい。価格が3倍に上がるときは、いつも理解できない」とコメントしています。

確かに、この上がり方は需給だけでは説明できず、投資家の買い戻しや、群集心理による買いが入ったことなども考えられるでしょう。

リップル価格は今後どうなる?

では、リップル価格は今後、回復基調に入るのでしょうか。個人的には、まだ回復期には遠い、と思います。

理由の1つが、全体的に、仮想通貨に対する信頼は回復していないからです。市場では、仮想通貨の技術開発に関するニュースは、1月以降もよく流れていました。

しかし、それでも価格が下落傾向にあったのは、そもそも仮想通貨市場に対する不安、不信が払しょくされていないからです。

今回、リップルは上がりました。しかし、ビットコインやイーサリアムの価格は、大きくは変更していません。

本格的に仮想通貨市場が回復するなら、時価総額が圧倒的に大きいビットコインが回復することが必要となってくるでしょう。そういった状態になるまでは、リップルは待ちでもいいと思います。

もう1つの懸念点は、リップルネットそのものです。リップルネットはネットワークとして期待されている一方、リップルそのものは介在しません。

つまり、リップルがネットワークを作ることと、仮想通貨リップルの価値は、決してイコールではないのです。これを懸念して、「将来、リップルの価値はさらに90%以上下落する」と予測する人もいます。

まとめ 焦って飛びつかないように

今回、リップルの価格は2倍以上になりました。その背景には、リップルネットの拡大および、xRapidの本格的ローンチが期待される、というニュースがあったからです。これらはリップル社が事業を拡大していることを示唆しており、確かにリップルには期待できるかもしれません。

しかし、それだけでは2倍以上になった理由は説明できず、投資家の損切の買い戻しや、群集心理なども影響していると言えるでしょう。

今後、リップルの価格は、短期的にはもう少し戻すかもしれません。しかし、仮想通貨市場そのものに対する不安や不信が払しょくされていないこと、また、リップルネットはリップルをそもそも必要としないということからも、リップルが回復基調になるのは、まだ時間がかかると言えるでしょう。焦って飛びつく前に、まずは情報収集してみるのがよいでしょう。

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