サラリーマンが投資だけで生活するための手法を公開します 〜 2億円積立までの軌跡〜

皆さまこんにちは。ブログ「サラリーマンが、積立投資で2億円貯める」を運用している、「kz」と申します。本記事では、私のプロフィール、投資をはじめたきっかけ、投資方針、投資戦略等を紹介したいと思います。

プロフィール

では、簡単ですが、簡単に自己紹介しましょう。

私は、30代の普通のサラリーマンです。関西出身の東京在住、仕事はIT系で、管理部門にいます。数年前までは激務系サラリーマンでしたが、今はほどほどに仕事を行い、ほどほどに人生を楽しんでいます。独身で、家族はいません。(涙)

趣味は料理とスノーボードです。冬に資金投下がしづらいのは、間違いなくこの趣味のせいでしょう。

私の投資遍歴

私の投資遍歴についても簡単に紹介したいと思います。

大学生のとき、私も他の一般的な大学生同様、勉学にあまり身が入っておらず、バイトとサークルに明け暮れる日々でした。当時から一人暮らしをしていましたが、学費以外は一切実家からの支援はなかったので、それこそ生きるか死ぬかでバイトをしていました。(余談ですが、大学生活で20㎏体重が減りました。笑)

バイトを3つ掛け持ちしていたため、それなりに稼げる&ほとんど使わないため、大学を卒業するころには500万円超のお金がたまっていました。東京への引っ越し資金として100万円使って、400万円のお金が余っていた時に、雑誌の記事で、「投資をはじめてみよう」と、証券会社の門をたたいたのが投資の始まりです。注文は電話でしていました。

当時はリーマンショックの直前で、景気が良かったこともあり、証券会社のおススメの投資信託を買っておけば、なんとなく価格が上がってくるイメージでした。確か最初に買ったのは、「マイストーリー」と、「高配当なんちゃら」みたいな投資信託です。高配当の投資信託は、予定より早く償還されたため、「投資の才能があるのでは?」と一瞬思ってしまったのが、運のつきでした。

2008年の頭ごろに、調子に乗っていた私は、「これからは資源だ」という、よくわからない浅い考えのもと、「アムンディ・中東株式ファンド」という投資信託を買いました。400万円のうち、300万円を突っ込んだので、かなりリスクをとった行動だと思います。信託報酬が2%以上と、アクティブもアクティブなファンドで、今だったら絶対買わないでしょう。

そしてやってきたのがリーマンショック、そしてドバイショックです。この300万円が、2つのショックで100万円になってしまいました。正直この時は、絶望しか感じませんでした。現実逃避していたのもこのころです。

そして、「投資はやめよう」と思って、しばらく投資を休んでいました。いまだに、アムンディの投資信託は100万円ほど保有しています。

しかし、2013年に転職をして、少し資金に余裕が出てきたこと、そして、「アベノミクス」というワードを聞くようになったことから、再度、投資欲が出てきました。

しかし、今度は失敗したくない、そのため、投資に関する知識をつけようと思って、いろいろ勉強をしたり、セミナーに参加したりもしました。よくよく考えると、危ないセミナーにも参加したな、と思います。そして、投資関連の書籍やブログを読みあさり、「失敗しないための」投資を学びました。今の投資法はこの時点で考えたことがベースになっています。

投資における目標は?

投資において重要なのは、「目標を設定すること」です。私がはじめて投資をしたときは、漠然と、「お金を増やしたい」ということだけでした。これが、初めに投資した時の失敗要因だと思っています。

投資というのは、リスクとリターンのバランスを考えることです。

一般的に、ハイリターンを期待したいのであれば、それ相応のリスクをとる必要があります。漠然と、お金持ちになりたいと思っているだけでは、お金はもちろん増えません。きちんと、資産をいくらにする、資産を何年で何倍にする、という目標を持つことで、それに見合ったリスクをとることができると考えています。

別エントリーでもお話しましたが、私の目標は、あと30年程度で、2億円達成することです。

なぜ2億円かと言うと、2億円あれば、年3%の利回りを維持するだけで、毎年600万円入ってきます。600万といえば、月50万円。月50万円あれば、ある程度経済的には自由に生きることができるでしょう。それを実現するために、2億円が必要だと考えています。

サラリーマンが2億円貯めるのは、決して簡単ではありません。しかし、リスクとリターンを理解しながら、複数の投資手法を用いれば、必ずしも実現不可能ではないと思っています。

私の投資スタンスと、2億円貯めるまでの道のりは?

では、2億円貯めるための、投資手法について簡単に紹介しましょう。

投資としての主流は海外ETF

私の投資のメインは、海外ETFです。

海外ETFは、日々の給料から、積み立てて投資を行っています。なぜ、海外ETFかというと、米国株に非常に大きな魅力を感じているからです。

米国株式市場は、株主還元の姿勢が非常に強い市場です。会社は株主のものである、という概念の強さが、日本とは比べものになりません。そのため、経営者は株主還元を積極的に行います。株主優待という、株主にとって必要かどうかわからないサービスではなく、配当と自社株買いを行うことで、高い株価を維持しています。

また、成長力の高さも米国株式市場の高い魅力です。米国株式市場にはグローバル企業も多く、世界の経済成長の恩恵を受けることができます。もちろんリーマンショックなど、景気後退期には株価は低迷しますが、リーマンショックからの立ち直りが早かったのも米国株市場です。

このように、成長力が高く、株主還元の姿勢が高いことが、米国株市場に投資する最も大きな要因です。実際、欧州株や日本株よりリターンが歴史的に高く、合理的に判断して、「株式市場なら米国株」が良いと判断しています。

さらに、ETFに投資するのは、個別株のリスクを避けているからです。個別株は、企業単独の業績に左右されることが多く、リスク、リターンともに高くなります。また、個別株の業績は、なかなか予想がつくものではありません。

一方、ETFであれば、ある特定のセクターや市場の上下が、そのままETFの価格に反映されます。もちろんリスクはゼロではありませんが、個別企業リスクはある程度リスクヘッジできると考えています。

海外ETFへの投資は、積立投資を行っています。具体的には、毎月15万円を入金し、投資にまわすとともに、配当や分配金から得た利益を再投資しています。

積立投資のメリットは、毎月分散して入金ができるため、円高・円安の為替リスクをヘッジできること、さらに、一時的な株高・株安にとらわれず投資ができることです。もちろん安い時に買って高い時に売るのが投資の基本ではありますが、短期的に今が安い時なのか、高い時なのかを判断するのは簡単ではありません。それを考えなくてよい、という観点でも、毎月の積立投資は有効だと考えています。

さらに、積立投資は、サラリーマンならではの投資法です。専業の投資家は、投資で得た利益しか投資にまわすことはできません。しかし、サラリーマンは、給与収入があります。安定した給与収入を、投資に回すことができるのは、サラリーマンの最大の強みであると言ってよいでしょう。

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レバレッジを効かせるための国内不動産投資

ただし、海外ETFだけでは、大きな資産を築くことはできないかもしれません。そのため、私は、国内不動産も、メインとして位置づけています。実際には、都内のワンルーム中古マンションに投資しています。

国内不動産を行っている理由は、サラリーマンの信用を活用したレバレッジをかけることができるからです。投資用マンションであれば、金融機関からお金を借り入れて、自己資金が少なく、不動産投資ができるのです。

投資方法によっては、ほぼ頭金はかからないケースもあります。また、給与と合算することで、節税が可能になるのも、不動産投資のメリットであると言えるでしょう。

そして、都内ワンルームマンションに絞っている理由は、「東京都であれば、価値の下落リスクは小さい」「ワンルームであれば、一人暮らしの人が極端に減らない限り、需要はそこまで落ちない」という理由によります。

不動産投資は、株式や他の金融商品に比べても、リスクが高い商品であると思います。そのため、収益は小さくても、リスクが最も低いと考えられる、都内のワンルーム投資に絞っています。

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仮想通貨や国内株は、「冒険」程度に抑える

もちろん仮想通貨や国内株、FXなども見ています。しかし、これらは、ボラティリティが高く、ハイリスク・ハイリターンのため、投資のメインとは考えていません。全体の3%以内にとどめ、最近の投資のトレンドを知ること、そして、万が一の「ラッキー」を期待する程度です。ほんとうのほんとうに余剰資金でやる程度にとどめています。

特に、ハイレバレッジ商品は、追証などのリスクもあるため、今は全く手を出していません。

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具体的なシミュレーションは?

具体的なシミュレーションは、以下のように考えています。
私は、今、株式で約1000万円の資産を持っています。また、不動産で、毎年約10万円程度の利益を得ています。

今後、株式は、
・年200万円入金、年利5%で30年運用

不動産は、
・5年に2件ペースで買い足し、5年ごとに年10万円収益を増やしていく。

ということを目標にしています。そうすれば、30年後には、

・株式で約1億8千万円
・不動産で年間60万円の収入+不動産が10件程度

という計画になっています。投資用マンションで年10万円の収益を出すことは決して不可能ではありませんし、利回り5%も、過去のデータから見ても、決して不可能な数字ではありません。こうやって、具体的に数字を計画すれば、決して2億円も不可能ではないことが理解できるのではないでしょうか。

本サイトの使い方

本サイトは、私が過去の投資の失敗から得たこと、投資について今考えていることをまとめたものになります。

一般的なサラリーマンが、正しく投資をすることは、正直いってなかなか難しいです。なぜならば、投資というものの本質と、現在社会で蔓延している投資情報に、大きな乖離があると考えているからです。

本質的に、世の中の投資に関する情報の8割は、仲介会社が利益を得るための情報です。

そのため、「仲介会社」に有利な情報が発信されており、投資家にとって有益かどうかは全くの別物である点には注意が必要でしょう。たとえば、よくある、「不動産は毎月マイナスでも、将来資産が残るから、保険に比べればお得」という売り文句ですが、これは不動産会社のポジショントークに他なりません。

私の場合、転職をして、ファイナンスを扱う仕事をしていたので、ある程度利回りやらDCFやらの計算もできるようになりましたし、儲けることの本質について、片足の先ほどは理解できるようになりましたが、この本質に全く触れることがないまま、投資を考えている人も多いはずです。そういう方がむやみに投資をすると、かつての私のように必ず失敗するでしょう。そういう人にこそ、このサイトを活用してもらいたいと思っています。

私が現在やっている投資のみならず、様々な投資法について評価をし、解説をしていますので、まずはざっと目を通していただき、興味を持った投資について、より深く読んでいただければと思います。また、「そもそも投資ってどこからはじめればいいの?」という方向けに、世の中にあふれている投資のうち、なぜこれがおススメなのか、全体のバランスはどのようにとればいいのか、なども紹介したいと思っています。

投資をして、豊かな人生を送ろう

ここまで投資についてさんざん語ってきましたが、投資は、あくまで豊かな人生を送るための「手段」であると考えています。逆に言うと、投資を使うことで、人生はさらに豊かにできるでしょう。

投資に興味を持った人は、まず、「ローリスク・ミドルリターン」の投資をすることで、豊かになるための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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