【外国株と日本株取引】おすすめのネット証券会社はどこか?徹底比較してみた。

本当に使える「ネット証券」はどこか?徹底比較してみた。

以前の記事で、窓口で金融商品を買うのはやめなさい!という記事を書きました。

参考:株も投資信託も銀行窓口・店頭ではなくネット証券会社口座で買うべき理由

金融機関の窓口が紹介する商品は、金融機関の収益のための商品が多く、必ずしも顧客本位ではない商品が多く見られます。

我々投資家としては、長期的に資産を効率よく形成するために、高コストである窓口での金融商品を選ぶのではなく、しっかり自分で判断しながら、低コストであるネット証券会社で商品を買うこと勧めています。

さて、その中でも、今回は、「どの」ネット証券で買うべきか、について解説したいと思います。

ネット証券会社の5社を比較しながら、ベストな証券会社をお勧めしたいと思います。

今回紹介する5社とは?

今回紹介するのは、以下の5社です。ネット証券会社では大手の4社に加えて、様々なインターネットサービスで、低価格を武器にシェアを拡大させているDMM証券をチョイスしました。

松井証券

松井証券は、今回紹介する5社の中では、圧倒的に老舗の証券会社になります。創業は、なんと大正7年になります。1900年代は、中堅の証券会社として知られていましたが、現在の社長である、松井道夫氏が社長に就任すると、インターネット証券会社に舵を切り替え、そこから再度成長した会社になります。2001年には、インターネット専業の証券会社として、初めて東証1部に上場した会社になります。今でも、日本のインターネット証券会社のトップランナーとして走っている会社になります。

マネックス証券

マネックス証券は、最近コインチェックを買収したことで話題になりました。1999年に、当時ゴールドマンサックスのゼネラル・パートナーであった松本氏がソニーとともに創業した会社になります。マネックス証券は、日興ビーンズ証券や、オリックス証券などを合併しており、規模を拡大しています。

SBI証券

SBI証券は、もともとはイー・トレード証券として、1999年にソフトバンクの子会社として設立した会社になります。現在はソフトバンクとは資本関係はありません。SBIホールディングスの中核会社として、証券の取り扱いを行っています。ホールディングとしては、リップルを中心とした仮想通貨に注力しようとしています。

楽天証券

楽天証券は、楽天の100%子会社になります。もともと三井住友系の証券会社でしたが、2003年に楽天が全株式を取得し、楽天の子会社になりました。楽天グループの規模を生かしながら、口座数を拡大させています。

DMM証券

DMM証券はもともとはFXなどをおおなっている会社でした。2018年の4月から、株の取引も開始しています。まだ多くは知られていないですが、インターネットの様々な分野でシェアを上昇させてきたDMMの証券会社なので、取り組みに注目が集まっています。

外国株ができるのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券のみ

まず、今回は、日本株と、外国株に分けましょう。日本株はもちろんどの株式会社でも取り扱いが可能です。

しかし、外国株の取り扱いをしているのは、マネックス証券SBI証券 楽天証券のみになります。

日本株と外国株については、同じ口座で持つべきか、口座を変えるべきか、という問題があります。

これについては、結論、「どちらでもよい」と言えるでしょう。

日本株と外国株は所与の条件や投資環境が全く異なります。なので、日本株と外国株は、「別のポートフォリオ」として捉える方が良いでしょう。

なので、全く違う商品と考えると、不動産と株の扱い金融機関が異なるように、日本株と外国株で金融機関が異なっていても問題はありません。

一ついうとすれば、メリットは、リバランスの際に、口座が同じだと、調整がしやすい、くらいでしょうか。他に大きなメリットがあれば、口座を変えるのがよいと思います。

証券口座を比較する際にどこを比較すればよいか?

では、実際に口座を比較していきましょう。その前に、「どこを比較すればよいのか」ということを解説しましょう。

私が個人的に、注目するのは以下の4つです。コスト、インターフェース、サービス、そして、銘柄数です。

コストとは、その名の通り、手数料です。投資において成功するポイントとして、「余計な手数料を取られない」ということがあります。手数料が少なければ少ないほど、再投資に回せる金額が多くなり、それだけ資産形成のスピードが上がるからです。

インターフェースとは、「使いやすさ」のことです。使いやすさについては、買いやすさや、取引のしやすさ、比較のしやすさ等があります。もちろん使いやすさについては、個人の差がありますが、各社、独自の機能がありますので、そこを比較していきましょう。

サービスとは、ポイントサービスや、貸し株サービス、信用取引などの付随サービスを意味します。あまり重要ではないかもしれませんが、チリも積もれば大きくなるのがサービスになります。

最後に銘柄数です。銘柄数は、「ないと困る銘柄」と「あったら嬉しい銘柄」に分かれます。ないと困る銘柄はがないというのは大きなマイナスですが、あったら嬉しい銘柄がなくても、そこまでマイナスポイントではないでしょう。その観点から比較していきたいと思います。

証券会社を徹底比較!~日本株編

まずは、日本株から見てみましょう

手数料:1日投資は横一線。DMMは、さすがの価格体系

日本株の手数料を比較します。一般的に、日本株の手数料の取り方は、主に2つあります。1つは、約定ごと(取引ごと)に発生する価格と、1日単位で発生する価格です。約定事の価格は、成行で買った場合と、指値で買った場合で異なる場合もあります。

価格面において、なんといっても特筆すべきは、松井証券の「10万円以下なら無料」というサービスでしょう。

⇒松井証券は1日約定代金10万円まで手数料無料!

無料というサービスは、他の証券会社にはありません。

さらに、松井証券は口座開設後半年間は、1日の約定金額が300万円まで無料になります。

われわれサラリーマン投資家は、そんなに頻繁にトレードすることを想定していませんので、非常にメリットがあるでしょう。もちろん、10万円では買えない株もあるので、すべての株が適用されるわけではありませんが、少額株で特に力を発揮するでしょう。

本サービスがよほど効果的だったのでしょうか、楽天証券SBI証券 も同等のサービスを実施して、松井証券に追随しています。

特に、楽天証券、SBI証券は、20万円、30万円でも松井証券を下回る価格を提示しています。

マネックス証券はこの路線には追随せず、基本的には1日あたり、300万円まで2500円となっています。

しかし、楽天証券、SBI証券は扱い高が増えるほど1日あたりの金額も大きくなるのに対し、マネックスは一定、むしろ安くなるという、取引額が大きいトレーダー向けと言えるでしょう。

一方、1約定あたりの場合も、価格競争は熾烈です。最も安いのは、新規参入してきたDMM証券です。

このあたりはさすがといったところでしょう。1約定あたり、最小で50円というのは、SBIや楽天と変わりませんが、5万円以下の株というのはそうそうありません。10万円以下、20万円以下、いずれも、両者を下回る価格を提示してきています。

このDMM証券の参入で、日本株取引の価格競争は、さらに激化するかもしれませんね。

⇒手数料の安さで選ぶならDMM証券

下記が現在の価格体系になります。

※マネックスは、1約定あたり、20~30万円は250円、30~40万円は350円、40~50万円は450円。100万円までは、成行が1000円、指値が1500円、100万円以上は成行が0.1%、指値が0.15%また、1日あたりは、300万円以上の取引が21回を超えると2250円、121回を超えると1650円になる。さらに、スマホだと優遇あり。

※SBI証券は1約定、3000万円まで921円、3000万円超は973円、1日あたりの約定は200万円以上の場合2000円、300万円以上の場合3000円、以降、100万円ごとに1080円追加

※楽天証券は1約定、3000万円まで921円、3000万円超は973円、1日あたりの約定は100万円増加につき400円ずつ追加

※DMM証券は1約定、300万円まで600円、300万円超は800円

インターフェース:各社が工夫をこらす

インターフェースは、各社が工夫をこらしています。最近では、モバイルで取引をする投資家も多いでしょう。そのため、各社とも、アプリを用意しています。

加えて、各社ともに、投資家向けのPC専用ツールも用意しています。この辺は、正直なところ、比較が難しい部分です。相性もあるので、自分にあったものを試してみるとよいでしょう。

サービス:松井証券はサービスの元祖!

サービス面でも、各社工夫をこらしています。

松井証券は、業界初の、無期限信用取引をはじめた会社であり、他にも様々なサービスを実施しています。特に、メリットがあるのは、PTSサービスという、時間外の取引ができるサービスではないでしょうか。

時間外でも株の売買ができるのは、忙しいサラリーマン投資家にとってはメリットかもしれません。

楽天証券は、やはり楽天との連携でしょう。手数料の1%がポイントバック、大口だと2%がポイントバックされます。楽天経済圏を使っている人にはメリットが大きいですね。これに合わせて、SBI証券も、SBIポイントと言うものを導入して、楽天に対抗しています。

また、各社、基本的なサービスとして、信用取引、積立NISA、NISA、ロボアドなど、基本的なサービスは整っています。

銘柄数

銘柄数も、日本株においてはほとんど差がありません。投資信託の本数もほとんど変わらず、主要な投資信託は各社で購入可能です。特に各社優位性のあるポイントではないでしょう。

証券会社を徹底比較!~外国株編

外国株についても、同じ目線で見ていきたいと思います。

外国株を扱っているのは、マネックス証券SBI証券 楽天証券の3社になります。

手数料

手数料に関しては、今現時点では、三社とも、1注文あたり、取引金額の0.45%(ただし、最低額が5ドルで最高額が20ドル)になっています。楽天証券が割高でしたが、2社に合わせてきました。やはり、手数料というものは大きいのでしょう。今は全くの横並びです。

インターフェース:マネックスはアプリがあるものの…

インターフェースについては、マネックス証券のみ、アプリがあります。

そういう点だと、マネックスが一番優れているように見えるのですが…ネットでの評判を見ると、マネックスは使いづらい、という声があります。

一方、SBI証券楽天証券は、使いやすい、見やすいという声が多いです。

私はマネックスを使っていないので、なんとも言えない部分がありますが、参考程度にとどめておくとよいでしょう。

サービス:サービスは3社それぞれ、独自性あるサービスがある

サービスについては、各社比較的独自路線を歩んでいます。

個人的には、SBI証券のサービスをおススメします。SBI証券は、2017年より、外国株の積立投資ができるようになりました。これは、サラリーマン投資家には大きいサービスではないでしょうか。

また、為替手数料も、住信SBIネット銀行と連携すれば、他の2社よりも安く為替を交換することが可能です。

⇒外国株・海外ETFの積立投資ができるSBI証券

銘柄数:米国株ならマネックス、それ以外ならSBI

銘柄についても、外国株については各社銘柄数が異なります。

米国株が一番多いのはマネックス証券で、米国株だけで3000以上の銘柄を買うことができます。これはSBI、楽天が1400銘柄程度なのに比べ、倍以上となっています。

しかし、その他の国となると、条件が異なります。マネックスで買えるのは、アメリカと中国のみです。楽天証券は、アメリカ、中国に加えて、ASEANの株式を、SBI証券は、さらに、韓国やカナダの株式を買うことが可能です。

米国株でマニアックな取引をしたいならマネックス、マニアックな国の株式の取引をしたいなら、SBIがいいのかもしれません。もちろん各社とも米国の主要な株式、ETFは問題なく扱われています。

米国株に強いマネックス証券

結論:一本ならSBIか楽天がおすすめ。分けるなら+DMM証券がよいのではないか

では、結局、サラリーマン投資家にとって、良い証券会社はどこでしょうか。

結論としては・・・・

日本株:SBI証券楽天証券DMM証券のどれか

外国株:SBI証券または楽天証券

理由としては、やはり手数料の安さです。

サラリーマン投資家は、そんなに頻繁にトレードをしないことを前提としているからです。

日本株の場合、取引する頻度が高ければ高いほど、マネックス証券松井証券が割安になってきます。

デイトレーダー向けとも言えるでしょう。

しかし、我々が想定しているのは、月に1度~2度の見直しです。

そのため、日本株も、1約定あたりの手数料で比較するのがよいでしょう。そうすると、自ずと3社に絞られてきます。

また、外国株については、手数料が同じのため。米国株の種類よりも、使いやすさやサービスを重視しました。

SBI証券の積立サービスは魅力的ですし、楽天のポイント還元も魅力です。最後、この辺については、実際の画面をみて、直観で使いやすい方でいいのではないでしょうか。

参考までに、私は、メインでSBI証券で運用をしています。

なぜなら、楽天証券は、すでに楽天銀行を持っており、生活口座となっているからです。

生活口座と運用口座は分けたかったので、運用口座をSBI証券にしました。

運用をしっかり行うためにも、運用口座と生活口座は分けることをおススメします。

また、DMM証券については、日本株についてはそこまで注力していないので、今のところ口座は作らない方針です。

本当に使える「ネット証券会社」はどこか?徹底比較してみた。まとめ

ネット証券会社5社を比較すると、面白い事実が見えてきます。

松井証券、マネックス証券は、取引頻度や額が増えれば増えるほど手数料が安くなるのに対し、SBI証券楽天証券DMM証券は、少額であってもお得、というサービス内容になっています。

また、インターフェースやサービスについては、各社独自性を出そうと、日々努力しています。

外国株についても、マニアックな取引が可能なマネックス証券は、やはりプロ投資家向けといえるかもしれません。

それよりも、サラリーマン向けのサービスが魅力的な、SBI証券楽天証券DMM証券がおすすめです。

個人的には、日本株は、SBI証券楽天証券DMM証券の中から、外国株は、SBI証券楽天証券、のどちらかをまず選べばよいと思います。サービスの内容は変わりますし、あまり固執せずに、その時使いやすいものを使っていけばよいのではないでしょうか。

関連サイト:結局どこの証券会社が一番良いのか【投資初心者にもおすすめの証券口座の選び方】

今回紹介した5社の口座開設リンクは以下より

⇒SBI証券

⇒楽天証券

⇒DMM証券

⇒マネックス証券

⇒松井証券

 

 

追記:2018年10月よりサクソバンク証券が海外株式取引に参入

外資系の証券会社サクソバンク証券が2018年10月より海外株式取引のサービスを始めました。

売買手数料は約定代金の0.2%と、業界でもトップクラスの低コストです。そして、米国株6000銘柄以上、中国株2000銘柄以上、そして、他では取り扱っていない欧州株も3000銘柄以上とかなりのハイスペックを提供しています。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

参考:サクソバンク証券の米国株の評判と特徴を徹底分析【他社比較で手数料が安い】

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