2018年3月kz投資ブログ FANGショックが招いた混乱の影響は一段落?米国株は怒涛のQ1決算へ

こんばんは。投資家のkzです。

4月も残すところあとわずかになりますね。桜も終わり、夏の足音が近づいてきています。

そんな中ですが、3月の相場を振り返ってみたいと思います。皆さまの投資成績は、いかがだったでしょうか。

日本株は復調傾向

日本株は、3月26日に底値をつけた後、徐々に復調してきています。

一時は日経平均20000円割れもささやかれましたが、今は22000円前後で推移しています。

2月~3月で日経平均は、8%近く下落しました。これはダウの7%超より大きく、ある意味、日本株は売られすぎていたともいえるでしょう。

実際、3月は例年、上げて決算シーズンを迎えることが多かったのですが、今年は、3月の単月でもマイナスに終わっています。

以下が日経平均のチャートになります。

短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回る、いわゆる「ゴールデンクロス」を形成しており、今後、さらなる上昇も見込めます。

しかし、ファンダメンタルが良い相場ではなく、外国人投資家を中心とした機関投資家によって動いている相場になるため、過信しすぎは禁物と言えるのではないでしょうか。

米国株も復調傾向。ただし、気になるFANGリスク

以下は、ダウのチャートになります。ダウも、2~3月で7%超下落しています。これは、米国債の上昇により、いわゆるディフェンシブ銘柄というものが売られていたことに起因します。

一時より戻しつつあるものの、4月の半ばから再び米国債の利回りが上がっているため、株高、とはいかないようです。

こちらが米国債の利回りの推移です。3月末に落ち着いていた利回りが、直近に入りまた上昇しています。

金利の上昇は、一般的には株価にとって悪影響が大きいです。なぜなら、米国債以上に信用できる金融商品はないからです。つまり、利回りが3%を期待できない商品は、軒並み売られ、米国債に資金が流れることを意味します。

しかし、米国株は、さらに大きなリスクを孕んでいると言えるでしょう。

それがFANGリスクです。

FANGとは、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの頭文字をとった、ハイテク株のことを指します。FAAMGという、Netflixを抜いて、AppleとMicrosoftを入れた言葉もあります。今回はハイテク株全般という意味で使わせていただきます。

FANGは、これまでの米国株の成長を牽引してきました。実際、FAAMGの5社で世界の時価総額1位~5位を独占した時期もあるなど、米国株にとって今や大きなウェイトを占めています。その企業達が、今、株価の面で、転機にたっているといえるでしょう。

まず、大きな引き金になったのは、Facebookの報道でした。3月16日に、ケンブリッジ・アナリティカの事件が発覚した後、大きく下げて、一時株価は20%近く下がりました。現在も、その影響は残っており、事件前に比べて、やはり10%以上株価を下げています。

このニュース自体は、大きなインパクトを与えました。個人情報の保護に関する問題ということで、ハイテク株全般に影響を与えたのです。Googleも、Amazonも、一時は10%以上ピーク時から下落しました。世界の時価総額に、大きな影響を与えた事件であると言ってよいでしょう。

さらに、Amazonも苦しい立場が続いています。トランプ米大統領は、Twitterを使ってたびたびAmazonを「口撃」しています。あるときは配送料が郵政公社の負荷になっている、ある時は税金逃れをしているなど、一貫してAmazonを批判しています。Amazonの株価も一時期は1600ドルを超えたものの、1300ドル代まで落ち込みました。現在は回復しつつあるものの、今現在、政治的影響を受けやすい株の1つであり、不安定さは引き続き続くでしょう。

追い打ちをかけるように、Apple株も、4月20日に急落しています。これは、iphoneの出荷台数が予測を下回りそう、という予想から、投資家が不安になり株を売ったためです。ここ1週間で5%以上下落しています。上記の2つの会社がいわゆる本業ではないのに対し、Appleは本業不振がトリガーになっているのが興味深いです。

米国株は不安定、だからこそできるアクションも

このように、米国株は不安定に推移しています。実際私も、3月は米国株の割合を少し下げ、現金割合を増やしました。ハイテク株の不安というよりも、金利上昇に伴う影響の方が大きいと見ているからです。

そろそろ、アメリカ各社のQ1の決算が発表されます。急激な金利の引き上げは、景気の引き締めの効果もあります。今のところ、マクロ経済の指標では、引き続き強い経済を見せているものの、Q1の決算が予想を下回るようだと、アメリカ株はさらなる調整局面に入ってもおかしくありません。

ここで分かれるパターンとしては2つでしょう。悪くなったら買い増しを行うパターンか、一旦売って、様子を見るパターンかです。私は後者を選択しました。とはいっても全額売却したわけではもちろんありませんが。

株に正解はありません。しかし、後日検証をするために、仮説を持ってアクションすることが重要です。少しずつ現金比率をあげながら、米国債の利回りが落ち着いてきたら、投資を再開しようと思っています。(とはいえ、銘柄によっては買い足していく予定ですが。)

相場として「セルインメイ」という言葉があるように、5月は決算が一段落して売られる時期でもあります。ここは無理せず、次のタイミングを待つほうがよいのではないでしょうか。

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