インド債権やインドの不動産に投資する方法はあるのか?

前回は、インドに投資する方法について、とりわけ、インドの株式に投資する方法について解説しました。

インドには3つの株式市場がありますが、現実的に、インドの株式市場で直接株式を買うのは難しいでしょう。

そのため、現実的に、インド株式を買うのであれば、ADR銘柄を通じてアメリカの市場で購入するか、ETF、投資信託を買うことになります。

ADR銘柄は、大手三社ともに扱ってはいますが、いずれも銘柄数は1桁とごくわずかであり、欲しい銘柄を買えるわけではありません。

そうなると、ETFか投資信託がベターです。ETF、投資信託は、インド銘柄全体だけでなく、小型株のみ、大型株のみなど、様々なバリエーションの投資信託が出ているため、いろいろ比較しながら、自分にあった投資信託を探してみるとよいでしょう。

前回の記事⇒インドの株・投資信託(海外ETF)を買う方法とは?各銘柄の特徴を解説

今回は、残りの投資である、インドへの債券投資、不動産投資について、解説したいと思います。

インドの債券に投資する方法とは?

インドの債券は、以前説明したように、国債は比較的新興国の中では安定的で、なおかつ、利回りが7%代と、比較的に高い利回りであることが特徴です。

為替も現段階では安定しているため、債券といえども、安定的に高いリターンをもたらしてくれることが想定されます。

インドルピーチャート
(インドルピー/円チャート)

インドの債券は、もちろん直接買い付けることは困難ですし、さらに、インド債券に連動するETFとうのも、日本で買うことはできません。

したがって、必然的に、インド債券に投資するには、投資信託を選ぶことになります。

インド債券の投資信託も、インド債券の魅力もあってか、様々な会社が様々なファンドを組成しています。短期債に絞った、ニッセイ短期インド債券ファンド(毎月決算型)や、社債なども組み合わせられている、野村インド債券ファンドなどが人気の投資信託になります。

各社、似たようなパフォーマンスを見せていますが、それぞれ構成している債券の銘柄や割合が若干異なるため、こちらもよく比較して、投資信託を買うことをお勧めします。

また、インド債券は、毎月分配型という、毎月配当を出す銘柄が人気にある傾向にあります。

インドの不動産に投資する方法とは?

では、もう1つ、インドの不動産投資について解説しましょう。

結論から言うと、インドでの不動産投資というのは、日本の一般投資家が行うことは困難です。

なぜならば、インドの不動産は、法で守られており、外国の法人・個人が買うことは法で禁じられており、不可能だからです。

また、不動産会社に投資するという方法もありますが、インドでは不動産事業への直接投資は禁じられています。

これが、インドの不動産投資が困難な理由です。実際、インドの不動産に投資するのであれば、現地法人を作って投資するしかないのですが、インドに現地法人を作るのには、手間もコストもかかるため、現実的ではありません。

さらに、インドの不動産は、権利書等がなく、過去の売買記録で権利を証明する形になります。また、土地の権利者の把握が困難であり、また、文化として司法に判断を委ねることが多いということも問題です。

実際にインドの不動産に投資するのは、現時点では難しいといっていいでしょう。

インドに投資するなら、ソフトバンクに投資しろ?

もう1つ、インドに投資する方法として、意外かもしれませんが、ソフトバンクグループに投資することで、インドの成長の恩恵を受けることができます。

なぜなら、ソフトバンクグループは、インドに大きな投資をしているからです。

ソフトバンクは、ビジョンファンドと呼ばれるファンドで、世界の有力企業に積極的に投資を行っていますが、中でもインドにはとりわけ力を入れています。

現在、インドにはユニコーンと呼ばれる、未上場かつ時価総額1000億円以上の会社が、9社あると言われています。このうちの4社(フリップカート、スナップディール、Paytm、ANIテクノロジーズ)にソフトバンクは大きな投資をしているのです。

フリップカード、スナップディールはECサービス、Paytmは決済サービス、ANIテクノロジーズは配車サービスを提供しています。いずれも、今後市場が大きくなるインドにおいて成長が期待されています。ソフトバンクグループに投資すれば、これらの企業の恩恵を受けることができ、結果、リターンも大きくなる可能性があるのです。

まとめ

インドに投資する方法で、株式以外では、債券、または不動産があります。このうち債券は、投資信託を通じて買うことができます。インド債券の投資信託は、インド債券が魅力的なこともあり、多くの会社が出しています。

パフォーマンスは似ていますが、若干銘柄や割合が違うので、よく比較するといいでしょう。一方、インドの不動産投資は、現地法人を作って行うほかなく、現時点では相当難しいと言えるでしょう。

もう1つ、変わったところでいうと、ソフトバンクグループに投資することで、インド成長の恩恵を受けれる可能性があります。

なぜなら、ソフトバンクグループは、ビジョンファンドで、インドに多大な投資をしており、その投資が実れば、ソフトバンクグループの成長につながるからです。

このように、インドへの投資1つとっても、様々な投資方法があるのです。ぜひ、吟味して、インドへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です