ハイテクセクター投資なら「QQQ」の方が良い? VGTとの違いは?

QQQ VGT比較

前回は、ハイテクセクターすべてに投資できる、VGTを紹介しました。

VGTは過去10年、VTIよりも高いパフォーマンスを見せており、また、今後、引き続き、ハイテクセクターは市場を牽引していくでしょう。

個別株であれば、当たり外れがあるケースもありますが、まとめて投資することにより、リスクを軽減することができるVGTは、有望なETFでアルと言えるでしょう。

前回の記事⇒「VGT」情報技術セクター銘柄にまとめて投資できるETF

しかし、VGTには、「あの銘柄」が入っていないのです。

その銘柄とは、いったい何でしょうか。また、あの銘柄が入っているETFもあるのです。今回はそのETFについて、紹介したいと思います。

VGTに入っていない「あの銘柄」とは…

では、まず、「あの銘柄」について見ていきましょう。まずは、VGTの構成銘柄を見てみましょう。

VGT構成銘柄
(出所:バンガード・ジャパンVGT構成銘柄

併せて時価総額TOP10も合わせて見てみましょう。

 

時価総額トップ10(出所:Think180around

勘のいい皆さまであれば、気づかれた方もいるかもしれません。そうです、あの銘柄とは、Amazonです。

Amazonは、セクターの分類では、小売業になってしまい、ハイテク銘柄には入っていないのです。

Amazonが世界に与えてるインパクトの大きさを、肌で感じている人も多いのではないでしょうか。

実際、Amazonは次々に新しいサービスを出しており、それに伴い株価も急上昇しています。アマゾンのチャートは下記の通りです。ここ10年で株価は20倍近くになっています。

アマゾン株価2018
(出所:Yahoo!ファイナンス)

Amazon含めたハイテクセクターに投資できるETFがQQQ

このAmazonに投資して、成長の恩恵を受けたい、と思う投資家はたくさんいるのではないでしょうか。

実際、Amazonは小売業に分類されていますが、やっていることはITカンパニーに近いものがあります。ハイテクセクターに、Amazonを入れたい、というのは、ごく自然な考え方でしょう。

実は、Amazon含めたハイテクセクターに投資できるETFが存在します。

それが、「QQQ」というETFです。QQQについて、詳細を紹介していきましょう。

QQQはナスダックの時価総額上位100社に投資できるETF

QQQはInvesco社が運用するETFです。

QQQは、厳密には、ハイテク銘柄だけに投資できる商品ではありません。NASDAQ100という、ナスダックの時価総額上位100社に投資できるETFになります。

なので、セクター分類とは異なる部分もありますが、ナスダックはそもそもの背景から、ITカンパニーが多くなっています。なので、ナスダックの上位100社というのも、必然的にハイテクセクターが多くなるのです。

QQQの構成銘柄をチェック!Amazonは2位にランクイン!

では、QQQの構成銘柄を見てみましょう。


(出所:Invesco HP

1位から9位まで、ITカンパニーが並びますね。

上位6位をいわゆる「FAAMG」と呼ばれる銘柄が占めており、割合は45%を超えます。GOOGとGOOGLは株式の種類の違いだけなので、上位5社の業績に、よくも悪くも左右される銘柄であると言えるでしょう。

少し変わったところだと、ペプシコーラを製造しているペプシコが10位に入っています。

QQQのパフォーマンスは?

では、QQQのパフォーマンスを見てみましょう。

まずは、長期のチャートを見てみましょう。

QQQのパフォーマンス
(出所:TradingView

ITバブルの時や、リーマンショックの時に落ち込んではいるものの、ここ10年はとてつもなく高いパフォーマンスを見せています。2002年の底の時からは約9倍にまで成長しています。5年のトータルリターンは20%を超えています。

VTI、VGTとの比較も見てみましょう。オレンジがQQQ、青がVGT、赤がVTIです。

VGT VTI比較
(出所:Bloomberg)

VTIの5年で71%というのも素晴らしいパフォーマンスですが、VGT、QQQともに倍近いパフォーマンスを残しています。直近ではVGTの方がパフォーマンスが高いですが、重なっている銘柄も多く、QQQとVGTは同じような動きを見せています。

VGTとQQQ、買うならどっち?

では、VGTとQQQ、買うならどちらがよいでしょうか。

QQQにあってVGTにないものの際たる例はAmazonです。

一方、VGTにあってQQQにないものは、ビザやマスターカードなどです。これらはNYSEに上場しているため、QQQには入りません。

基本的には、パフォーマンスを見ても大きな違いはないため、個人的には好きな方を選べばよいと思います。

私の個人的な意見であれば、VGTにAmazonが採用される可能性はゼロではありませんが、ETFの特性上、QQQにマスターカードが入ることはありません。将来性という観点では、VGTの方が、将来性が高いかもしれませんね。

QQQを買うのにおすすめのサクソバンク証券

QQQなどの海外ETF銘柄を買うなら「サクソバンク証券」がおすすめです。

理由は手数料の安さです。

サクソバンク米国株比較

従来まで米国株はマネックス証券、楽天証券、SBI証券が取り扱っており、手数料も似たような感じでした。

ですが、2018年より外資系のサクソバンク証券が格安の手数料で参入し、評判が高まっています。

サクソバンク証券は外資系とだけあり、海外ETF、米国株の他にも欧州株など、他の証券会社にはない銘柄も多く取り扱っていますので、海外株投資家にとって重宝したい口座となっています。

参考:サクソバンク証券の米国株の評判と特徴を徹底分析【他社比較で手数料が安い】

まとめ

ハイテクセクターに投資する手段として、VGT以外にも、ナスダックの時価総額上位100社に投資できるQQQがあります。QQQとVGTの一番大きな違いは、QQQがAmazonが入っているのに対し、VGTは入っていないということでしょう。

VGT、QQQともに素晴らしいパフォーマンスを見せており、まさに甲乙つけがたいETFです。どちらが良いか、というのは、本当に人それぞれです。ハイテクセクターに投資するのであれば、どちらかは1本持っておきたいですね。

※海外ETFを始めたい方はこちらへ
海外ETF初心者の始め方【なぜサラリーマンにおすすめなのか】

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