ハイリスクハイリターンのETF「TQQQ」【特徴と購入方法について】

TQQQとQQQの比較

まさにジェットコースター!ハイリスク、ハイリターンのETF、TQQQ!

先週、各所でプチ暴落ともいえる、相場の下落が起きましたね。調整らしい調整は数年ぶりなので、最近投資を始めた方の中には、不安になった方もいるのではないでしょうか。

一般的に、リスクが高ければ、その分リターンも高いと言われています。

リスクをある程度許容できるのであれば、ハイリターンな銘柄に投資するというのも、1つの選択肢でしょう。今回は、ハイリターン銘柄の代名詞である、TQQQを紹介したいと思います。

どういった銘柄なのか、そして、どういう動きをするのか、どうやって持つべきかを中心に、解説したいと思います。

TQQQとは、どういうETFなのか?

まずは、TQQQの概要について解説していきましょう。

TQQQは、正式名称を、「プロシェアーズウルトラプロQQQ」と言います。以前紹介した、QQQの類似商品になります。

QQQが、ナスダック100という指数に連動するのに対し、TQQQは、ナスダック100の3倍の値動きをするように設計されたETFになります。

参考までに、「ウルトラプロ」というのは、ETFの中でも、特に専門家向き、プロ向きの商品にしかつけられない呼称になります。

なぜ、TQQQがプロ向きかというと、通常の株価の3倍の動きをするため、値動きが激しくなるからです。値動きの激しさについては、後ほど解説したいと思います。

TQQQは、基本的に、割合こそ違うものの、QQQと同じ銘柄構成になっています。

QQQに比べてアップル、アマゾンなど上位銘柄の割合が低いのは、よりアクティブな、小型銘柄を多く含んでいるからだ、ということが予想されます。

なお、TQQQはアクティブファンドのため、銘柄の構成比が変わることはよくあります。

名称 数量 ファンドの割合
7.72 千 2.47 十億 3.94
1.40 百万 1.40 十億 2.23
3.90 百万 1.29 十億 2.06
8.58 百万 1.27 十億 2.03
1.10 百万 1.10 十億 1.75
1.00 百万 999.99 百万 1.60
263.04 千 915.90 百万 1.46
643.86 千 687.61 百万 1.10
1.98 百万 582.39 百万 0.93
500.00 千 499.83 百万 0.80

(出所:Bloomberg 2021年11月時点 )

参考までにQQQの銘柄構成です。TQQQに比べ、上位銘柄のシェアが多いことがわかるでしょう。

名称 数量 ファンドの割合
7.72 千 2.47 十億 3.94
1.40 百万 1.40 十億 2.23
3.90 百万 1.29 十億 2.06
8.58 百万 1.27 十億 2.03
1.10 百万 1.10 十億 1.75
1.00 百万 999.99 百万 1.60
263.04 千 915.90 百万 1.46
643.86 千 687.61 百万 1.10
1.98 百万 582.39 百万 0.93
500.00 千 499.83 百万 0.80

(出所:Bloomberg

TQQQのパフォーマンスは?リターンはどれくらい?

では、そんなTQQQですが、リターンはどれくらいでしょうか。

5年間のチャートを見てみましょう。

参考までに、QQQと比較してみます。

tqqq vs qqq 比較
(出所:Bloomberg )

オレンジがTQQQ、青がQQQです。

QQQがここ5年で2倍になったのに対し(それでも十分高いパフォーマンスですが)、TQQQはなんと最高8.4倍にまで増えています。

とんでもないパフォーマンスをたたき出していたことが、この表をみるだけでわかるのではないでしょうか。

年別のリターンは下記の通りです。リターンが100%を超えた(つまり、リターンが1年で2倍になった)年が、ここ8年で2回もあるのです。50%以上になった年も3回あります。

単純な話ですが、2010年に100万円TQQQを買っていれば、2018年10月には2300万円以上になっているのです。

TQQリターン

この表を見ても、非常に高いリターンを生み出してきたことがわかるのではないでしょうか。

TQQQをこれから買うのはあり?なし?

では、今から、TQQQを買うのは、ありでしょうか、なしでしょうか。

上のチャートを見てみると、気になる点がありますよね。そう、2018年を見ていると、急落しているのがわかると思います。

直近一か月のチャートを見てみましょう。こちらもQQQとの比較を載せておきます。

TQQQとQQQの比較2
(出所:Bloomberg

この1か月で見ると、-26%と、大きく下がっています。日によっては、10%近く値を下げることもあります。

この1か月は、米中貿易戦争や、アマゾン、グーグルの決算が思ったほどよくなかったこともあり、米国株全般が不調でした。特に、PERの高いNasdaqは、必要以上に売り込まれた感もあります。たとえばアマゾンは、ここ1か月で20%以上値を下げています。

こういったこともあり、現在、TQQQは、(それでも2018年、年初来からみると20%以上プラスなのですが)、下げている最中です。

基本的には、ナスダックが落ち着くまでは、手を出すことはお勧めしません。どこまで下がるかが見えない状況なので、今は様子見が良いのではないでしょうか。

また、2020年3月、コロナショック時にも大暴落しています。これは本当にハイリスクハイリターンなTQQQの特徴と言えますね。

逆にこの暴落時に買うことができれば大きく利益を得ることができています。

TQQQが買える証券会社は?

TQQQは、先ほども言ったように、ウルトラプロシリーズという、専門家に向けて推奨している銘柄になります。なので、日本の証券会社では、取り扱いは限られています。

マネックス証券、SBI証券、楽天証券、いずれも現在は取り扱いがありません。

日本の証券会社で買おうとするのであれば、先日紹介した、サクソバンク証券のみが取り扱っています。

tqqq取扱はサクソバンク証券
(サクソバンク証券海外株口座公式サイトより抜粋)

もし、日本から買いたい場合は、外国に証券口座を開くか、サクソバンク証券(海外株口座 or CFD口座)で買うしかありません。

参考:サクソバンク証券の米国株の評判と特徴を徹底分析【他社比較で手数料が安い】

しかし、取り扱いの要望は多いようなので、いつか、SBI証券や楽天証券でも取り扱うかもしれませんね。

まさにジェットコースター!ハイリスク、ハイリターンのETF、TQQQ!

TQQQは、QQQの3倍の値動きを目指す、ハイリスク、ハイリターンの銘柄です。相場環境がよかったここ5年では、最大8.5倍ほどのリターンを見せている、魅力的な銘柄です。

しかし、直近1か月で30%下げるなど、相場の見極めが必要な銘柄だと言えるでしょう。アメリカでも、プロ向け、専門家向けの銘柄として知られています。

TQQQが買える日本の証券会社は、現状、サクソバンク証券だけになります。

もし、興味があれば、サクソバンク証券で口座を開いて、トライアルしてみるとよいでしょう。ただし、何度も言うように、値動きが激しい銘柄なので、最初はトライアル程度にするのが望ましいでしょう。

次はSOXLを取り上げてみました
ハイリターンETF「SOXL」の株価の特徴と購入方法について

QQQはこちら
ハイテクセクター投資なら「QQQ」の方が良い? VGTとの違いは?

他の海外ETF情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。