VOO徹底解説【特徴と購入方法】S&P500連動型で最も勢いのあるETF

VOOチャート

日本での地名度はナンバーワン?VOOの魅力とは?

ここまで、S&P500連動型のETFとして、SPY、IVVについて解説してきました。

SPY、IVVともにS&P500連動型のETFで、それぞれ資産残高は世界で1位、2位となっています。銘柄構成比は若干異なるものの、パフォーマンスは同じようなものであり、また、両者ともに高いパフォーマンスを見せていることから、どちらを買っても遜色ははありませんし、どちらもおすすめしたいETFになります。

今回は、もう1つのS&P連動型である、VOOについて、特徴を解説していきたいと思います。

VOOとは、どのようなETFか

VOOというETFがどのようなETFなのか、解説しましょう。

VOOは、正式名称を、「バンガード・S&P500 ETF」といい、バンガード社によって運用されているETFになります。

設定されたのは2010年と、 S&P500連動型のETFの中では、最も歴史の浅いETFになります。

ちなみに、VOOは、ローマ数字の「500」から来ています。こういったユーモアがあるのが、米国のTickerの良さの1つですね。

VOOの資産残高は約1300億ドルで、世界で4番目の資産残高を持つETFになります。バンガード社が提供するS&P500連動型ETFであるVOOは4位になります。ちなみに3位は、同じくバンガード社が提供する全米国株に投資するVTIというETFになります。

日本では上場していないものの、楽天が投資信託で、楽天VOOという商品を出しており、そちら経由で買うことも可能です。(ただ、コストの問題から、VOOをそのまま買う方が良いと思います。)

組み入れ銘柄数は、509社になっており、こちらも若干ベンチマークとはずれています。SPYが500社、IVVが505社、VOOが509社となっている状況です。

上位組み入れ銘柄は以下の通りです。例によってSPYと比較してみましょう。

VOO組み入れ銘柄

(出所:バンガードHP )

SPYと比べると、若干上位銘柄の割合が少なく、フラグメントになっていることがわかるとおもいます。

SPYの構成銘柄
(出所:ステートストリートHP  )

セクター別の組み入れ情報です。ベンチマークと比較しても若干の誤差があることがわかります。

VOOセクター別組み入れ情報

(出所:バンガードHP

SPYセクター

(出所:ステートストリートHP

VOOのパフォーマンスは?リターンは?

では、気になるVOOのパフォーマンスについて見てみましょう。まずは5年チャートから見てみましょう。

VOOチャート
(出所:Bloomberg )

こちらもSPY、IVVとほぼ似たようなチャートになっています。当たり前ですね。繰り返しになりますが、5年では9%、10年では11%以上の年率リターンをたたき出しています。非常に高いパフォーマンスだと言えるでしょう。

3者を比較しても、ほぼ差がないことがわかるかと思います。

SPYとIVV

(出所:Bloomberg )

なぜVOOがここまで資産額を伸ばせたか

では、SPY、IVVと世界有数の同系統のETFがありながら、VOOはここまで資産残高を伸ばせたのでしょうか。

それはVOOの経費率の安さにあります。

VOOの経費率は0.03%です。もともと安いのですが、度重なる値下げの結果、この水準まで下がりました。

もちろん3つのETFの中で最も低いです。この低い経費率が、投資家に好感を持たれて、VOOが買われているのです。(IVVもVOOに合わせて経費率を下げてきた、という過去もあります。)

ここからVOOに投資するのはあり?なし?

では、ここからVOOに投資するのはありでしょうか?

VOOも、SPY同様、将来有望なETFになります。S&P500の指標の素晴らしさ、リターンの高さはこれまで説明した通りであり、おすすめであることには間違いありません。

SPY、IVV、VOOのどれに投資するかという点についても、基本的にはどこに投資しても問題ないでしょう。

IVVの記事でも説明しましたが、基本的にこれらのETFで異なるのは経費率になります。

ただし、この経費率はETF価格に内包される、つまりETF価格に反映されるものなので、これまでのパフォーマンスに差がないということは、経費率はさほど問題になっていない、ということです。

日本ではVOOが人気がありますが、これはバンガード社のマーケティングの賜物でしょう。重ね重ねになりますが、好きなのを買えばいいと思います。

VOOを買うことのできる証券会社は?

では、VOOは、どこで買うことができるのでしょうか?

VOOもベーシックなETFであり、海外ETFを扱っている証券会社であれば、どこでも買うことができます。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券では、特定の海外ETFの購入手数料が無料となっており、他のETFに比べても、効率よく買うことができます。

IVVにおいても、いずれの証券会社も無料対象となっているため、この3つの証券会社であれば、それほど差はないのではないでしょうか。

まとめ

VOOは、バンガード社が運用する、S&P500連動型のETFになります。運用額は4位で、経費率も0.03%と、これまで紹介したETFの中で最も低い経費率になります。

これまでおすすめしたSPY、IVVと同じように、素晴らしいETFであり、基本的にはまずもっておすすめしたいETFです。語呂の良さも個人的には気に入っています。

日本での人気も高いため、初心者が悩んだら、まず第一に買いたいETFであると言っても、過言ではないと思います。

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