ETFの女王?S&P連動型ETF「IVV」徹底解説!【特徴と購入方法】

SPYチャートIVVとの比較

ETFの王様がSPYなら、女王はIVV!運用資産額世界2位のETFの魅力とは?

前回は、ETFの王様ともいえる、SPYについて紹介しました。

上場してからの歴史も長く運用資産額が約2500億ドルと、他の追随をゆるさないETFであるSPY。どのETFを買うか悩んだら、一番最初に検討したいETFになります。

前回のSPY記事⇒まさにETFの王道!S&P連動型ETF「SPY」徹底解説!【特徴と購入方法】

そのSPYと双璧を張るのが、今回紹介するIVV。

SPYが王様なら、女王様といって差し支えないでしょう。IVVの特徴や購入方法について解説します。

IVVとは、どのようなETFか

まず、IVVというETFがどのようなETFなのか、解説しましょう。

IVVは、正式名称を、「iシェアーズ・コア S&P 500 ETF」といい、ブラックロック社によって運用されているETFになります。

S&P500連動型のETFの中では、SPYに次いで歴史があるETFとなり、2000年にNYSEに上場しています。

SPYは日本でも上場していますが、IVVは上場していません。

IVVの資産残高は約1700億ドルで、SPYに続き2番目の資産残高を持つETFになります。

バンガード社が提供するS&P500連動型ETFであるVOOは4位で、1~4位のうち3つをS&P500連動型ETFが占めている形になります。S&P500連動型のETFが、どれだけ支持されているかがわかるのではないでしょうか。

組み入れ銘柄数は、505社になっています。S&P500が500社なのに対し、505社になっているのです。

基本的に、指数連動型のETFは、指数に連動するように価格が動くようにすることを目標としますが、必ずしも全く同じ銘柄であるとは言えないわけです。

上位組み入れ銘柄は以下の通りです。

IVV構成銘柄

(出所:ブラックロックHP )

参考までに、SPYの構成銘柄を見てみましょう。銘柄は同じですが、若干構成比が違うのがわかるかと思います。

SPYの構成比

(出所:ステートストリートHP  )

セクター別の組み入れ情報です。こちらも参考までにSPYと比較してみましょう。若干情報技術セクターが少ないことがわかります。

セクター組み入れSPY

(出所:ブラックロックHP  )

セクター組み入れIVV

(出所:ステートストリートHP 

IVVのパフォーマンスは?リターンは?

では、気になるIVVのパフォーマンスについて見てみましょう。まずは5年チャートから見てみましょう。

IVV5年チャート

(出所:Bloomberg )

基本的にはS&P500と連動しているので、コロナショックで大きく下げていますが、基本的には右肩あがりであることがわかると思います。

20年で見ても、S&P500とほぼ同じ動きをしており、ここ5年では9%、10年では11%以上の年率リターンをたたき出しています。

参考までに、SPYと比較してみましょう。

(オレンジがIVV、青がSPY)ほぼ同じ動きをしていることがわかると思います。銘柄がほぼ同じなので、当たり前といえば当たり前ですが…ただ若干違うのは面白いですね。

SPYチャートIVVとの比較
(出所:Bloomberg )

ここからIVVに投資するのはあり?なし?

では、ここからIVVに投資するのはありでしょうか?

IVVも、SPY同様、将来有望なETFになります。アメリカ経済が今後も発展すれば、それに伴ってIVVの価額も上がっていくでしょう。基本的には全員におすすめのETFになります。

SPYとIVV、どちらに投資するかという点だと、非常に難しいです。

結論としては、「どっちでもいい」という形になると思います。

SPYとIVVを比較すると、主にIVVが勝っている点が2つあります。

それは、「経費率」と、「運用会社」です。

経費率は、SPYが0.0945%に対し、(これでも十分低い経費率ですが)IVVは0.04%と、全ETFの中でも最低水準のETFになっています。

ただ、この経費率は、手数料ではなく、ETFの価格に反映されるタイプの経費率です。

両者のここ数年のパフォーマンスを見ていると、差はほとんどないので、無視できるレベルではあるでしょう。

運用会社については、IVVはブラックロック、SPYはステートストリートになります。

ブラックロック社は、取扱ETFの資産が世界で最も大きいETF運用会社になります。一方、ETF単体で見ると、SPYの方が資産残高は大きいです。

どちらも十分に大きいので、気にする必要はないかと思いますが、この辺がどちらかに決めるポイントになると思います。重ね重ねですが、どちらでもいいと思います。

IVVを買うことのできる証券会社は?

では、IVVは、どこで買うことができるのでしょうか?

IVVもSPY同様、ベーシックなETFであり、海外ETFを扱っている証券会社であれば、どこでも買うことができます。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券では、特定の海外ETFの購入手数料が無料となっており、他のETFに比べても、効率よく買うことができます。

IVVにおいても、いずれの証券会社も無料対象となっているため、この3つの証券会社であれば、それほど差はないのではないでしょうか。

まとめ

IVVは、世界最大のETF運用会社であるブラックロック社が運用する、S&P500連動型のETFになります。運用額はSPYに次いで2位で、経費率も0.04%と最低水準になります。

SPYと比較すると、組み入れ銘柄も少し異なりますし、細部では異なる部分もあります。

しかし、SPY同様、長期投資に適した、誰にでもおすすめできるETFになります。SPYかIVVかで悩むのは時間のムダです。好きな方に投資すればよいでしょう。

そのくらい、どちらも素晴らしいETFです。悩むなら、まずは投資してみてはいかがでしょうか。

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