サラリーマンの私が2億円貯めるまでの投資プランを公開(後編)

こんにちは。投資家のkzです。

前回の記事では、私がなぜ、2億円というゴールを設定しているのか。

また、2億円という金額が現実的かどうかについて話をしました。

前回⇒サラリーマンの私が2億円貯めるまでの投資プランを公開(前編)

今後、国の年金も不安定な中で、確実に豊かに老後を過ごすため、また、経済的理由でやりたいことを諦めないために、2億円というゴールを目指すことが重要だと思います。

また、複利効果と積立投資を使えば、頭金1000万円、毎月の積立15万円でも、利回り5%程度あれば35年で2億円への道が見えてくるということを解説しました。これは決して不可能な数字ではないと思います。

今回は、さらに確実に2億円貯めるための方法と、具体的な資産割合について解説したいと思います。

「積立」「複利」に加えて効果的な「レバレッジ」

もう1つ効果的な方法として、「レバレッジを使う」という方法があります。

これは、以前不動産の記事でも解説したように、お金をうまく借りて、効率的に資産形成を行うということです。

参考:サラリーマンの私が2億円貯めるまでの投資プランを公開(前編)

サラリーマン投資家のよいところは、会社の信用があることです。会社の信用を使って、借金できるというのは、専業投資家などから見ると、本当に羨ましく見えるそうです。

確かに、なんの信用もない人間に、金融機関は2000万円という大金をポンと出せないですよね…

今、この低金利時代に、借りたお金より高く運用できるのであれば、これを使わない手はないでしょう。

サラリーマンであれば、程度に差はあれ2%前後で借入ができます。

一方、米国債は3%の利回りになっています。このスプレッドをうまく使うことが重要だと言えるでしょう。

参考までに、以下が、2000万円を借入し、ネット利回り(家賃収入‐管理費‐修繕積立金)が4%の物件を購入し、1.8%の金利で借入をした実例になります。余剰資金を3%で回すことができれば、頭金がなくても、200万円くらいの利益を出すことは可能なのです。

また、下記の表は35年後に、物件の資産価値はほぼなくなる、というケースで見ていますが、実際は、築古マンションであっても、土地の価値があるので、ある程度の値段はついているケースが多いです。

仮に売却価格が240万円、頭金が10万円だとすると、35年で約42倍、年の利回りにして11%くらいの利回りが実現できるわけです。もちろん、リスクもありますが、リスク以上に高いリターンが期待できるといってよいでしょう。

私の2億円プランは?kz流長期投資法

それでは、本題である、私の2億円プランについて解説したいと思います。

そこまで精緻な計算をしているわけではなく、ある程度ざっくりとこれぐらい、というところです。

・初期投資の金額は「400万円」毎月の積立目標は「15万円」

これは、個人差があると思っています。私は30歳くらいの、投資をはじめた時の資産が300万円(現金300万円と日本株100万円)で、それから毎月15万円を積み立てるようになりました。15万円というのは決して楽な額ではありませんが、給与とボーナスをやりくりしながら、なんとか実行できています。

・投資資産は「海外株式・ETF」「不動産」が中心。リスク資産は少額

私は基本的に長期投資の分散投資を基本としています。そのため、長期でパフォーマンスが高い、海外株式および海外ETF、そしてレバレッジを狙うために「不動産」を運用しています。この2つがメインになり、あとは日本株と仮想通貨、保険を気持ちレベルで入っている形になります。

株式はやはり成長国の方が平均的なパフォーマンスは高いです。とはいえ、新興国であれば個別株式はリスクが大きいと判断しているため、ETFを使ってリスクヘッジをしています。

先進国であれば、個別株式を持って、ある程度利回りが固い企業を中心に運用しています。基本的にはこれは「現物の買い」だけで運用しています。大きなリターンを採ることは考えておらず、年間目標の利回りは3~4%程度です。頭金300万円、毎月積立を15万円で35年運用すると、だいたい1億2~3千万円程度になります。

不動産については、レバレッジおよびインフレ対策として有効な資産であると判断し、現在複数件持っています。首都圏を中心で、すべてワンルームマンションです。1件あたり最終利益を500~600万円で見込んでいます。

最終的には10~15件ほどの保有を考えており、こちらも最終資産で、6千万~7千万円程度の資産になればいいと思っています。

日本株については、大手の株を少しと、遊びで運用している小型株を少し持っています。

こちらは、投資を始める前から持っていた100万円の範囲内で運用しています。あまり期待はしていないですが、日本株は短期のトレードには向いている、と確信しているため、銘柄を変えながら、短期的な収益を見込んでいます。

仮想通貨は、本当に余剰資金内でやっています。リップル300円越えを知っている身としては、今の水準は厳しいですが、今保有している分が将来的に資産に寄与すればいいな、という感覚くらいでやっています。値動きが激しすぎて、仮想通貨は短期であってもトレードは難しいと考えています。保険は損しないための最低限のリスクヘッジ、という視点です。

サラリーマンの私が2億円貯めるまでの投資プランを公開(後編)まとめ

いかがでしょうか?30歳で元金400万円、毎月の積立15万円というのは、わりと都内であればよくあるサラリーマンだと思います。もちろん、1億円の場合はこの半分でもよいわけです。

資産は海外株式とETF、および不動産をメインとしています。日本株、仮想通貨、保険については、今はメインどころとしては考えていません。海外株式で固い利回りを狙い、不動産でレバレッジをとる戦略をとっています。

もちろん、これは現時点での思考法であり、他に何かいい投資手段が出来たら、そこに移る可能性はあります。参考にできるかどうかは皆さま次第ですが、ぜひ違う意見があったら、ご教示ください。

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