今年に入り、急拡大している仮想通貨業界。そんな中、「国内の仮想通貨取引所ってたくさんあるけど、結局どこを使えばいいの?」という方も多いのではないでしょうか。
実際、テレビCMや広告などでも今年に入ってからよく見かけるようになりましたね。今回は国内の仮想通貨取引所の中でどこが一番おすすめなのかを徹底的に検証したいと思います。
注目するポイントとしては、『手数料の安さ』『取り扱い通貨』『セキュリティ(安全性)』この3点に注目して、おすすめの取引所をご紹介します。
Contents
手数料の比較
まず手数料の比較をしていきましょう。
・ Coincheck(コインチェック) 取引手数料無料
・DMM Bitcoin 取引手数料無料
・GMOコイン 取引手数料無料
・bitFlyer 取引手数料無料
・TAO TAO 取引手数料無料
・BIT Point 取引手数料無料
この様に、国内の大手と言われている取引所は、ほとんどが取引手数料を無料にしていますので、取引手数料で比較することはできません。入出金の際の手数料に若干の差はありますが、いずれも数百円程度なのであまり決め手にはならないでしょう。
取り扱い通貨数の比較
では、次に気になるのが取り扱い通貨の数です。せっかく口座を開設しても、目当ての通貨の取り扱いがなければ意味がありません。大手国内取引所の取り扱い通貨数を比較してみましょう。
Coincheck(コインチェック)の取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ネム(XEM/NEM)
- ファクトム(FCT)
- リスク(LSK)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイ・オー・エス・ティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
21年5月現在では、計16種類が購入できます。
DMM Bitcoinの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ネム(NEM/XEM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XML)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
21年5月現在では、計12種類が購入できます。
GMOコインの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ネム(NEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
21年5月現在では、計12種類が購入できます。
bitFlyerの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ネム(NEM)
- テゾス(XTZ)
- ステラルーメン(XLM)
21年5月現在では、計12種類が購入できます。
TAO TAOの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
21年5月現在では、計5種類が購入できます。
BIT Pointの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH )
- ライトコイン(LTC)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- トロン(TRON)
21年5月現在では、計5種類が購入できます。
この様に、取り扱い通貨ではコインチェックに軍配が上がりました。しかしDMM、GMO、ビットフライヤーは12種類と普通に取引する分には十分かと思います。一方、TAO TAO、BIT Pointは少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
安全性の比較
仮想通貨というと、コインチェックのハッキング事件が記憶に残っているという方も多いでしょう。ということで、最後に安全性の部分を見ていきましょう。ここで大事になるのが、万が一何かあった場合にその会社自体もしくはグループ会社に損失を補償する体力があるかどうかではないでしょうか。先程、取扱い通貨が多かった4つの取引所に絞ってみていきます。
Coincheck(コインチェック)の安全性
2018年に同社は外部からのハッキングにより、約580億円相当の暗号資産NEMが外部に流出する形となりました。しかし、そこから東証一部上場企業である「マネックスグループ」の完全子会社になり、セキュリティ面、信用度を大幅に強化しました。
DMM Bitcoinの安全性
DMM Bitcoinは、動画事業など様々な事業を展開する「DMM.comグループ」を親会社に持つ取引所です。DMMのFX事業であるDMM FXは口座開設数国内No.1を誇り、今年で10年目を迎える大手FX業者として培ったセキュリティノウハウをDMM Bitcoinでも採用しているので、安全性・信頼性も申し分ないと言えるでしょう。
GMOコインの安全性
GMOコインは、東証一部上場企業「GMOインターネットグループ」を親会社に持っています。また、同グループの証券会社「GMOクリック証券」の長い運用経験で培った万全な管理体制や、抜け目のないセキュリティ対策が施されているので安全性は高いと言えるでしょう。
bitFlyerの安全性
bitFlyerは「JBA(一般社団法人日本ブロックチェーン協会)」のプラチナメンバーに属しており、プラチナメンバーとしての基準もしっかりと満たしています。
しかし、bitFlyer社の資本金は約20億と上記の3社に比べると会社規模としては、少し小さくなります。
まとめ
『手数料の安さ』『取り扱い通貨』『セキュリティ(安全性)』の3つの点を順番に見てきました。
私の結論としては、Coincheck(コインチェック)、DMM Bitcoin、GMOコインの3社がいいのではないかと思います。やはり、手数料、取扱い通貨数、安全性などを総合的に見て、この3社であれば間違いはないのではと感じました。
また、万が一に備えて
・リスク分散として取引所を分ける
・コールドウォレットで管理する
などの必要性もあると感じました。
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