ビットコインETFとは?その特徴と買う方法について

米コインベースが上場し、さらに盛り上がりを見せる暗号資産市場。ビットコイン価格も、一時期に比べ少し下落しましたが、依然600万円台をキープしています。

そんなビットコインですが、ETF(上場投資信託)があるのはご存知でしょうか?今年に入り、世界で初めて上場承認されて暗号資産市場ではかなり話題になっています。

今回はそんな、ビットコインETFについて特徴や買う方法、メリットなどを解説します。

ビットコインETFとは?

ビットコインETFとは、ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託のことです。

ETF とは、「Exchange Traded Funds」の略で、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。証券取引所に上場しているので、株の売買と同じように証券会社を通じて、リアルタイムで取引ができるというメリットがあります。

2021年2月にビットコインETFが初上場

ビットコインETFは、2021年2月に世界で初めて上場を果たしました。1度目のビットコインバブルが2017年頃なので、その頃にもかなりの数の上場申請があったのですが、ボラティリティー(変動性)や不正操作、低い流動性などを理由に承認されることはありませんでした。

しかし、今年に入って意外な国で承認されました。世界初の上場となったのは、カナダのトロント証券取引所で、「パーパス・ビットコインETF」(銘柄コード:BTCC)でした。同銘柄は、上場後2日の売買代金が4億ドル(約440億円)に接近し、上々の滑り出しとなり、同月には残高が10億ドル(約1100億円)を超えるなど、ビットコインETFの市場は順調に拡大しているようです。

さらに4月15日には、同じくトロント証券取引所に「インバース型」のビットコインETFが上場しました。インバース型とは、価格が下がれば利益が得られるもので、ビットコインの価格が下がるときに、インバース型のETFの価格が上がるという仕組みです。

世界各国で承認される日が近い?

カナダでの上場を受けて、世界各国でも一気に承認される可能性があります。

5月1日にはオーストラリアでビットコインETFの承認が検討されているという報道が出ています。

参考URL:Yahoo!ニュース

また、米市場でも資産運用会社ヴァンエックによる上場申請に対し、審査期間を当初の5月3日までから45日間延長し、6月17日までに延長したという報道が出ています。

参考URL:コインテレグラフジャパン

やはり、特にアメリカ市場での承認が出ると暗号資産業界にとっては、かなりの追い風となる可能性があります。これらのニュースには引き続き、注目していきたい思います。

ビットコインETFのメリット

では、ビットコインETFにはどんなメリットがあるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

ビットコインの信用が高まる

先程も少し触れましたが、承認されたなかった理由はボラティリティー(変動性)や不正操作、低い流動性などです。逆に承認されるということは、これらの問題が解決した、もしくは解決に近づいているということで、ビットコイン自体の社会的な信用度が高まっていることを表します。

そのため、ビットコインETFの上場が世界各国で認められれば、投資対象として適正だと取引所が認めたことになるため、信用が高まるとも言えるでしょう。

機関投資家による資金流入

個人投資家と違い、機関投資家は預かった資金を安全に運用するという義務があります。そのため、投資家保護が十分でないものは投資対象にさえならないのです。ハッキング等の可能性のあるビットコインを購入することができなくても、ビットコインETFが上場を果たせば、そちらは投資対象に加えることができます。

その結果、さらに大きな資金が流入し、価格上昇などが期待できるという可能性があります。

税金面が改善される

最も大きなメリットとも言えるのが、税金面でしょう。現在、暗号資産での売却益は雑所得として総合課税の対象となっています。これは所得が高い程、税率が高くなり最大で45%にもなります。

一方、投資などの申告分離課税の場合、税率は約20%の一定となります。ETFに投資した場合は、申告分離課税の対象となりますので、非常に大きな利益を手にしたとき税負担が小さくなるというメリットがあります。

ビットコインETFを買う方法

2021年5月現在、私がリサーチしたところ、ビットコインETFは残念ながら国内の証券会社では買うことはできません。(リサーチ不足ならすみません。)

そんな時に、おすすめなのがインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)です。どちらかいうと中上級者向けの証券会社ではありますが、世界33ヵ国もの投資商品に対して、投資することができます。

もちろん、「パーパス・ビットコインETF」(銘柄コード:BTCC)にもすぐに投資することができますので、世界各国のETFや新興国に投資したい方にもおすすめの証券会社です。少し、使うのに慣れは必要ですが、口座維持手数料などももちろん掛かりませんので、開設していても損はない証券会社だと思います。

まとめ

さらなる過熱を見せる暗号資産市場。2017年のビットコインバブル時より、参加者も増え、認知度も圧倒的にあがっています。

そして、このタイミングでのカナダ市場でのビットコインETFの上場。世界各国で雪崩式に、承認がおりる可能性もあります。しかし、相変わらずアルトコインを含め、ボラティリティは高く、市場としては危険に見える側面があるのは事実です。

あまりバイアスをかけずに、いち投資商品としてフラットに市場の動向を見守るのがいいと考えています。

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