インドルピーのFXもできる「OANDA Japan」の特徴、評判とは?

通貨ペアの豊富さが魅力!OANDA FXの特徴とは?

以前、インドについて、その投資対象としての魅力やリスク、そして、実際にどうやって投資するのかについて解説をしました。その際に、ルピーは通貨として安定しており、かつ、国債の金利も比較的高いと解説したと思います。

参考:インドは投資対象としておすすめか?債権や通貨ルピーの利回りを分析

勘のいい人であれば、「それであれば、FXも可能性があるのでは…」と感じたかもしれません。たしかに、為替が安定していれば、FXによるスワップ投資というのは選択肢の1つになるでしょう。

しかし、1つ問題になるのが、そもそも、ルピーのFXを扱っている事業者が少ないということです。

大手と言われる事業者であっても、ルピーのFXを行っている先は多くありません。必然的に、選べる事業者は狭まってきます。

今回は、ルピー円の取り扱いもある、特に新興国通貨に強い、OANDA FXについて解説したいと思います。

OANDA FXは外資系のFX会社

OANDA FXは、外資系のFX会社になります。本社はニューヨークにあり、創業22年と、FX事業者の中では歴史ある方ではないでしょうか。日本には、2004年に参入してきており、今年が14年目になります。

他にも、アメリカ、シンガポール、カナダ、イギリス、香港、オーストラリア、インドに拠点があり、グローバルに事業を展開している会社になります。

OANDA FXの特徴は?

では、早速、OANDA FXの特徴について、解説していきましょう。

業界最多の72ペアに対応

まず、OANDA FXの特徴は、なんといっても対応している外貨の多さです。今現在、71通貨に対応しています。

通貨の中には、ドルやユーロなどメジャーなものから、デンマーククローネやポーランドズロチ、ハンガリー・フォレントなど、聞いたことがないような通貨にまで対応しています。

もちろんインドのルピーにも対応している、数少ないFX事業者になります。

インドルピーFX
(米ドル/インドルピーなど、マイナーな通貨も取り扱っています。)

スプレッドの安さ

OANDAはスプレッドの安さも特徴です。たとえば、ドル円の場合は0.4銭、ユーロ円の場合は0.7銭、ユーロドルの場合は0.4pipsとなっています。すべての通貨が最安値というわけではありませんが、いずれも、業界の中では低水準の部類に入るといえるでしょう。

スワップポイントが毎秒つく

もう1つ、面白い特徴は、スワップポイントが毎秒単位で発生する、ということでしょう。一般的なFX事業者の場合は、ポイントは日単位でしか発生しないことが多いため、これもOANDA FXの特徴になります。

しかし、スワップポイントがつくのはプラスだけではなく、マイナスのポイントもついてしまうので、注意が必要です。

しっかりした取引ツール

OANDAのもう1つの特徴は、しっかりした取引ツールでしょう。FX取引において、OANDAは、MT4というツールと、OANDA FX Tradeというツールを搭載しています。

OANDA FX Tradeではベーシックな取引がメインになりますが、MT4はでは、40種類以上の指標を持ってトレードできたり、自動売買ができたりします。特に、チャート機能には強みを持っており、チャートをもとに様々な分析を行うことができます。また、それにふさわしい可視化ツールが多くあるのも特徴です。

また、自動売買をきちんと約定させる、約定率の高さも魅力的だと言えるでしょう。

FXに対する情報も豊富

OANDAは、FXラボ、FXエデュケーションという、2つの情報ツールを持っています。これらは、取引をサポートする情報を提供しています。FXラボでは、50種類以上の指標の解説をしていたり、また、FXエデュケーションでは、オンラインでの情報提供以外に、オフラインでセミナーを実施していたり、書籍を出すなど、様々な情報発信を行っています。

しかし、情報共有については、1点デメリットもあります。OANDAは、外資の会社になり、情報提供も、グローバルでの情報がベースとなっています。他の日経企業は、日本に特化した情報が強いところも多く、そういったFX事業者と比べると、日本向けの情報は弱いと感じるかもしれません。

1通貨単位で取引可能

また、これも珍しく、1通貨といった少額からも投資が可能です。調べたところでは1通貨から投資ができるのはOANDAとSBI FXトレードくらいなものですね。(参考:FX初心者は少額からコツコツ始めるのがおすすめです。)

OANDA FXを使うのにおすすめなのはこんな人!

では、OANDA FXは、どんな人におすすめなのでしょうか。具体的には、こういう人にお勧めです。

いろいろな国の通貨でFXをしたい人

71ペアは業界最高クラスです。メインがドル円、ユーロ円という人には必要ありませんが、マニアックな通貨でスワップを取りに行きたい、という人にとっては、最も適したFX事業者であると言えるでしょう。

チャートをいろいろ分析しながらFXをしたい人

MT4も、FXラボも、基本的にはチャートの分析は豊富に行えます。特に、40種類以上の指標が使えるということは、分析には事欠かないでしょう。しかし、日本の経済動向などのニュースは、他社のほうが、情報が詳しい場合もあります。外部情報ではなく、チャートを見てFXをしたい人にはおすすめだと言えるでしょう。

通貨ペアの豊富さが魅力!OANDA FXの特徴とは? まとめ

OANDA FXは、アメリカを本社とする外資系のFX事業者になります。日本他、8か国で事業をグローバルに展開しています。

OANDA FXの特徴は、71種類という通貨ペアの多さと、チャートに特化した分析ツール、情報提供の豊富さでしょう。特に、通貨ペアは、クローネやルピーといった、他のFX事業者ではあまり展開していない通貨を買うことができるので、こういった通貨でFXを行いたい、という人にはぴったりです。

また、MT4やFXラボは、チャート分析に特化しており、様々な観点からチャートを見ることができます。

外資系らしい、他の会社ではあまり見られないようなサービスが特徴のOANDA FX。興味を持ったのであれば、ぜひ、口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

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